「結婚相談所には、いい男がいない」と嘆く32歳女性が気づいてない現実
こんにちは。恋愛コンサルタントの菊乃です。
婚活女性からよく聞く言葉「いい男性がいない」。自分はきちんと化粧をしたり気を使って話をしているのに、お相手のレベルが低すぎて選べない……と嘆く女性は非常に多いです。でも、はたして男性側だけの問題でしょうか?
「マッチングアプリで失敗したくないので、結婚相談所に登録しました。でも、絶対に好きになれそうもない男性や、10歳以上年上の方からしか申し込みが来ないんです。あとは、マッチングしてもメッセージが途絶えてしまったり……本当にいい人がいない。結婚は妥協しないとダメですか? 普通の人に会いたいだけなのに」
そう話すマイさん(仮名・32歳)は都内で働く会社員。アプリで出会った31歳・年収700万円の彼氏がいましたが、コロナをきっかけに半年前に別れを決意しました。
「アプリの失敗とは何でしょうか?」
「実は、彼の家に一度も行ったことがなかったんです。最寄り駅が越谷レイクタウンで、ちょっと遠かったこともあって……」
「えっ!一回も!? 彼の職場は都内ですか?」
「はい。やっぱり怪しいですよね。友達からも『本当に独身?』と言われて」
「本人には確認したの?」
「いや……確認できなくて。コロナが流行して出かけるところもないし、家に行っていいか聞いたらLINEをブロックされたんです」
ファミリー層の多い越谷レイクタウンに住む独身男性……いないことはないでしょうが、あえて選ぶ場所でしょうか? 家に呼ばなかったり、LINEが返ってこない点も非常に怪しい。
しかも、彼の出張が多く、会うのは月1~2回程度だったとか。アプリのプロフィールには「1~2年のうちに結婚したい」と書かれていたのに、マイさんの誕生日やクリスマスといった記念日も結婚の話はなかったそうです。もうこれ、ほぼほぼクロと見て間違いないでしょう。
つまり、マイさんはアプリで知り合った既婚男性に遊ばれ、婚活市場に戻ってきたのでした。アラサーの貴重な時間を、結婚する気のない男性に使ってしまったのです。