ワキに穴が開いた子猫が木の上に!人の優しさによって助けられたジェリーちゃん
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.34】
猫ママ2y4mさん(@18catt)宅で暮らすジェリーちゃんは、活発で運動神経抜群な女の子。
しかし、実はカラスから攻撃され、九死に一生を得た過去が……。小さな命が紡がれた背景には「猫を助けたい」という多くの人の優しさがありました。
ジェリーちゃんは、元野良猫。生後間もない頃、カラスに攻撃され、ワキに大きな穴があいた状態で木の枝に引っかかっていました。
それを発見した小学生の男の子は、近くにいた女性に「この子を助けたい!」と相談。すると、女性は「あの会社は猫好きだから、連れて行きなさい」と猫ママ2y4mさんの夫が経営する会社を教えました。
早速、会社にやってきた男の子は事務員さんに事情を説明。そこから社長である夫に連絡が行き、子猫はすぐさま動物病院へ。診察してもらうと、低血糖であることも判明しました。
「貰い手がなかったら連れて帰ってくるようにと夫が言っていましたし、後遺症が心配だったので、同時期に保護したキジトラのレオンと兄妹として育てることにしたんです」
保護時、体重わずか280gでガリガリだったジェリーちゃんは怪我の治療のため、2か月間通院。治療中は一度、傷口が開いてしまい、縫い直さなければならなかったことも。猫ママ2y4mさんは離乳食に抗生剤を混ぜて飲ませるなどして、治癒をサポートしました。
迅速な対応と手厚い看病のおかげで、ジェリーちゃんは順調に回復。心配していた後遺症もなく、傷は完治しました。
現在2歳になったジェリーちゃんの性格は、意外にもジャイアン。
「すべてにおいて最優先してほしがります。特に、おやつやご飯の時は自分が1番でないと、他の子に噛みつくフリをして威嚇。その隙に、他の子のおやつをちゃっかり食べます」
ただ、その一方で動物病院は苦手。連れて行くと、ゲージが小刻みに揺れるくらい震えて怖がるのだとか。
「内弁慶です。私には何をしても許されると思ってもいるようで、子猫みたいに噛みついてじゃれてきます」
そんな無邪気なジェリーちゃんは猫ママ2y4mさんからしてみれば、大きな赤ちゃん。
「甘えん坊で肩に飛び乗ってくることもあって、とってもかわいいです」
ワキに大きな穴が開いた子猫が木の上に!
ジャイアンっぷりを発揮して兄妹との日々を謳歌
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