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私が婚約破棄を決めた瞬間。カレや浮気相手からの暴言にキレた

 結婚を誓い合ったのに、入籍するまでのあいだに、どちらかが心変わりしまう……。 「婚約」には法的な定義はないですが、一般には、結婚相手として家族に紹介するあたりを「婚約」と考える人が多いでしょう。それを、どちらか一方が取り下げてしまう「婚約破棄」。モメるのは必至です。
婚約破棄

写真はイメージです

 恋人時代の破局とも、離婚とも違う、「婚約破棄」はどんなふうに起きるのか? そこで今回、婚約破棄経験のある2人、京子さん(仮名・32歳)と心美さん(仮名・29歳)に取材しました。

京子さんの場合:マジメで高収入な婚約者をゲット

 京子さんはフリーランスでデザイン関係の仕事をしています。何人かの男性と交際はするものの、先のない恋愛ばかり。30歳手前となり、実家からの圧力もあり、本気で結婚したいと考え始めたとき、キミオさん(仮名)と出会いました。 「キミオさんは割と名前の通った会社に勤めていて、マジメだし収入も安定していて、結婚相手にはピッタリだと思いました。なので、ネットで恋愛マニュアルなどを検索しながら、私を好きになるように仕向けたんです(笑)。  プロポーズは彼のほうから。婚約指輪を買ってくれたり、格式のあるホテルで両家の顔合わせをしてくれたり、ひとつひとつの過程を大事にしてくれました」
婚約破棄

京子さん(仮名・右)と心美さん

 恋愛経験が少なかったキミオさんは、結婚をかなり楽しみにしていた模様。ところが、彼のその気持ちが、やがて裏目に出てしまうのです。

心が離れたキッカケは「彼が早く帰ってきすぎる」

「入籍する前に一緒に住み始めて、最初のうちはとても順調でした。ところが彼は、家にいることが楽しすぎるのか、仕事から早く帰ってくるようになったんです。定時キッカリといった感じで……。  私の仕事はフリーランスなので、朝は料理の下ごしらえや洗濯などを済ませて、実質午後から仕事をしていました。だから、彼が早く帰ってくると、ほとんど仕事ができなくなってしまうんです。“まだ仕事が終わってないから”と伝えても、彼はコソコソと静かに帰ってきて寝室で待っている。本当にウザかった。  相手を待たせたまま集中して仕事ができるわけないじゃないですか。だんだん彼の帰宅がストレスに変わってきました」  彼の早い帰宅が愛ゆえだとしても、フリーランスが納期を守れなければ完全アウト。京子さんのイライラもわかります。 「一度、彼の仕事帰りに連絡を入れて、“鶏肉を買ってきて”と頼んだことがありました。それは、少しでも彼の帰りを遅くするための口実でもあったんですね。ところが、彼は直接スーパーに行かず、いったん家に帰ってきたんです。スーパーは、帰りがけにあるのに……。それで、“一緒に買いに行こう”と言うので、絶望的な気持ちになりました。この人はひとりで鶏肉を買うことさえしないのか、と」  彼の言動もせつないものがありますが、京子さんの不満は募る一方。やがてそれは、キミオさんの仕事に対する姿勢にも向けられるようになりました。 「それどころか、彼はもっと早く帰れる仕事に転職しようかと言い出すほどで。あまり仕事に熱心ではない姿を見て、この人には伸びしろがないと感じました。私は子どもも欲しいし、そのためにはお金も必要。フリーランスの私に育休などはないので、やっぱり頼れるのは会社員の伴侶なんですよ。  彼が頼りないのなら、私が子どもを抱えながら走り続けなければいけません。先のことを考えていたら、結婚に対する思いが冷めてしまいました」  現実的な問題に直面し、京子さんはマリッジブルーに陥ってしまったそうです。
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婚約破棄を決意した「決定的な言葉」
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