“エクセル使えないおじさん”な上司にモヤッ「関数を勝手に消さないで!」
突然ですが、あなたの上司は表計算ソフト「エクセル」を使えますか?
先日、「エクセル使えないおじさん」というワードが軽く話題になりました。
9月末に、コロナ禍で打撃を受けた団体・個人に補助金を給付する、文化芸術活動の継続支援事業が、エクセルファイルでのオンライン申請だと発表されたからです。「エクセルがない人・使えない人は補助金をもらえないのか」という声があがり、ちょっとした議論になりました(郵送でもできるそう)。
思えば、会社でも上司がエクセルを使えないために仕事が増えることってありますよね…。そこで今回はエクセルで困ったことがある人に取材をしてきました。
サービス業で働く恵奈さん(35)は、商品の顧客満足度アンケートの結果を、エクセルで管理しています。
「満足度を年代別・時期別などに分けて確認できるように、関数を入れて集計表を管理しています。チームのメンバーには、それぞれの担当商品の数値を、エクセルシートに入力してもらうようにしています」
恵奈さんは、メンバーに数値を入れる作業だけをお願いして、効率良く各商品の状況が共有できるように努めているようです。
「ただ、毎回私が作った関数を壊すメンバーがいるんです。50代の男性社員なんですけど、彼がデータを触るたびに関数が消えたり、ファイルそのものが行方不明になったことも数回あります。その度に『エクセルの調子が悪い』とエクセルのせいにされます。いやいや、あなたが関数を消したんですよ、と言いたいんですけど、年上なので言えません」
関数を消した男性の業務では、エクセルをあまり使わないので、恵奈さんもしょうがないと思いつつも、
「私も入力作業が仕事ではないので、エクセルでの作業が得意なわけではありません。でも、調べながらなんとか使っています。数値を入力するだけでいいので、いい加減聞くなり調べるなりして、少しは学んでほしいです…」と、モヤモヤする胸のうちを語りました。
関数を勝手に消す50代社員にモヤッ
「エクセルの調子が悪い」と言い訳
