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26歳男子に告白された、42歳妻の決断。「恋の怖さを初めて知った」

 木村佳乃、吉田羊、仲里依紗が出演する連続ドラマ『恋する母たち』(TBS系、金曜午後10時~)。話題の本作を、男女関係や不倫事情について長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)
『恋する母たち』

画像:TBS『恋する母たち』公式サイトより

年下クンとの不倫現場を夫に目撃されて

 ドラマ『恋する母たち』、吉田羊演じる林優子は、別れなければいけないと思いながらも、若い部下の赤坂剛(磯村勇斗)にどんどんはまっていく。だがある日、戻っていた実家から車で駆けつけた赤坂と自宅近くでキスをしているところを、夫シゲオ(矢作兼)に見られてしまう。シゲオは優子の手を引いて帰っていくが、決して彼女を叱りつけたりはしなかった。  というのも、優子は以前にも不倫をしているのだ。そして息子の大介はシゲオの子ではなかった。そのあたりをさばさばとママ友に報告する吉田羊の演技が光る。こういう重い話を、大人はさらりと言うものである。そこに優子の自省と、それでも恋をしてしまうつらさが垣間見えた。  それでも優子は決意する。赤坂と別れようと。彼を会議室に呼び出し、「もうどうにもならないのよ」「ありがとう、楽しかった」と、やはりさっぱりと告げる。だが、優子は本気で赤坂を好きになってしまったのだ。そんな簡単な言葉で気持ちを表現できるはずもない。

「僕は男が好きなんだ」息子のカミングアウト

 夫と息子はふたりで与論島に移住することになる。息子は、ろくに口もきかなかった母に初めて本音をさらした。 「おかあさんが嫌いなわけではない。僕は男が好きなんだ」と訥々(とつとつ)と。
 重大なカミングアウトを受け取った優子の対応がすばらしかった。 「男が男を、女が女を、男が女を。人を好きになるのはすばらしいことよ」  そして息子が乗るバスを見送りながら、優子はハラハラと涙を流し、バスを追いかけそうになる。それは息子への愛情とともに、自分が失った赤坂への未練でもあり悔いでもあるだろう。彼女の心の痛みが伝わってくる。
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「彼の未来をつぶすわけにはいかない」45歳女性の体験談
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