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宮崎謙介氏の不倫が「叩かれるよりイジられる」ワケ。袴田・原田との共通点は

亀山早苗の不倫時評>  次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

「4年ぶり2度目の不倫」宮崎謙介

 元衆議院議員で起業家、タレントとしても活動する宮崎謙介が、「4年ぶり2度目の不倫」で文春砲に撃たれた。
 当日の自身が司会を務める『バラいろダンディ』、そして数日後の『サンデージャポン』といずれも生放送に出演、ひたすら顔を強ばらせて謝罪に徹した。特に『サンデージャポン』ではあらかじめゲスト出演が決まっていた妻の金子恵美が冷たい目で見つめる中、詳細は語らなかったが、共演者からの糾弾もあり、「いじられ続けた」出演となった。これで彼は“世間”から許されたのか。それはまだわからないが、金子が離婚はしないと明言しているので、これ以上、叩かれる理由がなくなった。  不倫報道が止まらない。ということは不倫する人も踏みとどまれないということだ。その是非はともかく、不倫報道後に「なんとなく許されてしまう」人がいるのは事実。

「情けない不倫」の代表格、袴田吉彦

 たとえば2017年の「アパ不倫」こと袴田吉彦。俳優として順調に活動している彼に不倫が発覚。使用したホテルは「アパホテル」で、メンバーズカードをまめに使ってポイントを貯めていたことまで報道された。不倫が発覚したのは、グラビアアイドルである不倫相手が週刊誌にリークしたから。彼女はその後、テレビに出演したり、「次はもっと高級なホテルで」と他の週刊誌で話したこともあり、売名行為に袴田が利用されたという見方もあった。ただ、これには妻で元グラドルの河中あいも傷つき、8ヶ月後に離婚となった。
「情けない不倫」の代表格となってしまったのだが、不思議なのはここから。袴田が自虐も含め、開き直ったように活動し始めたのだ。離婚直後に『ダウンタウンDX』のスペシャルに出演、いじられ倒して「ポイントは……貯めておいたほうがいいかな」とつぶやいた。笑わせようとしているわけでもなく、居直っているわけでもなく、自然体のままいじられキャラを自分のものにしていった感がある。
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ここまで突き抜けてしまうと、人はもう叩かない
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