Beauty

30〜40代の「失敗メイク」3パターン。プロのコツを中嶋竜司が教えます

 国内外の美容業界において、圧倒的な実績を誇るメイクアップアーティスト・中嶋竜司さん。数々のテレビCM、広告などを手がけ、コスメブランド「CHICCHOC」や、スキンケアブランド「Feel the HALO」などの立ち上げに携わり、多大な影響力を持ったカリスマ的な存在です。
メイクアップアーティスト・中嶋竜司さん

メイクアップアーティスト・中嶋竜司さん

 そんな中嶋さんが、2020年5月よりYouTubeチャンネル「Ryuji make channel」を開設したとのことで美の第一人者である中嶋さんに、YouTubeチャンネルを始めたいきさつや、大人がついやってしまうNGなメイクについて、聞いてきました!

時代の変化に合わせて、自らも成長

――まずはじめに、YouTubeを始めたきっかけを教えてください。 中嶋竜司さん(以下、中嶋)「ありがたいことに、これまでたくさんの仕事をやらせていただいて、『CanCam』や『Oggi』の表紙など、たくさんの芸能人やモデルさんの担当をしてきました。ただこの時代、雑誌は売れなくなってきてますし、だんだん“大御所”と呼ばれるようになってくると、『こんなこと中嶋さんにはとてもお願いできません』と、小さな仕事は全て若手の方にいってしまうんですよ  第一線から退いていくと、存在感がどんどん希薄になってしまうのは世の常。「あの人は誰? ボディービルダー?」なんて言われるようになってきたり(笑)。何か新しいことを始めなきゃって思っていた矢先に、YouTubeチャンネル開設のオファーをいただいたのがきっかけです。年齢関係なく、僕は今でもなお成長したいと思っていますし、時代にマッチングしたものをやっていくのが面白いかなって思っています」

経験を活かし、時代に合わせて今できることを

――なるほど、美容業界もかなり大きな変化があったのですね。 中嶋「僕が若手の頃って、今と違ってフィルムで撮っていたので、基本的にレタッチできなかったんですよ。だからこそ緊張感もありましたし、より完璧さを求めて仕事をしていました。  デジタルが全盛期の現在では、『ここ修正しておいてもらえますか』と、簡単にお願いできますよね。でも昔ってカメラマンはすごく怖い存在だったんですよ。カメラマンから指名もらわないと仕事がなかったし、髪の毛1本立っていただけで睨まれたり、罵声を浴びせられたり…。そんな時代でたくさん学ばせていただきました。  自分がやってきた経験を活かしながら、時代に合わせながら、今できることをやって業界に貢献していきたいと思います。YouTubeも不慣れながらすごく楽しくいですし、TikTokにも挑戦しています」
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眉マスカラは塗ったあとが大事!
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