スラッと細い太ももを叶える4ステップエクササイズ。鍛えても太くならない
柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。スラッと細い太ももは憧れのボディパーツですよね。ところが鍛えて脂肪が消えた分だけ、筋肉で再び太くなってしまったなんて残念な声も聞きます。今回は綺麗な太ももを作るためのポイントを紹介していきます。
太ももを鍛えて細く引き締まった状態にするためには、前ももの「大腿四頭筋」ともも裏の「ハムストリング」を鍛えるのが一般的ですが、これが大きな落とし穴になります。
私たちの生活習慣では膝を曲げる機会が多く、それに伴い膝が強くなっています。膝を曲げる動きに慣れている人が膝を曲げる運動を繰り返せば、すでに鍛えられている強い筋肉の使い方をさらに増強してしまうため、筋肉の形、太ももの形は綺麗になりません。これが「トレーニングで結局太くなってしまった」と感じてしまう理由の一つです。
つまり強くなっている箇所や形を避け、弱い箇所に絞ってトレーニングフォームを考えてあげることが重要になります。そこでポイントは“股関節と膝を伸ばして、お尻寄りの太ももを鍛える”です。日常生活で力が入って固くなっている股関節と膝の裏側をストレッチで緩め、太ももを鍛えてあげればいいわけです。
(1)右足と左足を前後に大きく開いて立ちます
(2)後ろ脚の膝を床につけたら、骨盤周りを前方に移動させ、股関節を前に伸ばしていきます。可能な方は曲げた脚の先を手で持って、さらに膝を曲げましょう
※左右5秒ずつ/1日3セット
前ももにある大腿四頭筋は股関節から膝関節まで長く走っている筋肉です。膝まわりは伸びていることが多いですが、股関節側は固くなっている人が多いです。足の付け根に伸び感を感じられるように骨盤を前方へゆっくり送り出して伸ばしていきましょう。
鍛える筋肉を間違えないように
1. 股関節伸ばしストレッチ
