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日本のワンオペ育児に、米国人は驚愕。「やらない勇気」を持って

「いたしません」「任せました」を言えるママの潔さが「強い家族」を作る――。 『子育て後に「何もない私」にならない30のルール』の著者で、ICF(国際コーチング連盟)会員ライフコーチのボーク重子さんが、家事や育児、仕事に追われる女性に“自分らしく生きていくためのヒント”を紹介します。 子育て後に「何もない私」にならない30のルール ボーク重子さんは米国ワシントンDC在住で、娘が2017年「全米最優秀女子高生」コンクールで優勝したことでも知られています(以下、ボーク重子さんの寄稿)。

日本人女性の「ワンオペ育児」は米国でも物議

育児

※画像はイメージです(以下、同じ)

 2019年、「日本の女性は家事や育児をほとんど一人でこなしている」、いわゆる「ワンオペ育児」の状況を紹介する記事がニューヨーク・タイムズに掲載され、話題になったことがあります。  夫と子どもの食事を作り、掃除も洗濯も全部やって、保育園から言われた手作りの人形を徹夜で作り、家族のそれぞれが出かける準備を手伝い、毎日の保育園のお迎えにも行く。そこで使われていた写真は、テレビを見ている子どもに母親が靴下を履かせているものや、芸術作品のようなお弁当、妻が子どもの朝ご飯の世話をしている間に夫はただ食べている、というものでした。  何でもかんでも女性が一人でやっている姿にアメリカ人は驚嘆して「ホントにこんな状況なのか?」「これでは家庭内過労死する」「こんな異常な状況で、女性は何も言わないのか!」など、あっと言う間に600件を超えるコメントがつくほど大きな反響がありました。

育児参加する男性は増えたけど、まだ不十分

 多くの女性たちに話を聞いていると、「夫が手伝ってくれる」という家庭ももちろんたくさんあります。特に若い世代では家事や育児に参加する夫、男性も増えています。でも、私はまだまだ不十分だと思います。ママたちは本当にやることがありすぎて大変なのです。何とかしなければママは家族のお世話で疲れ切り、自分の人生を生きる時間とエネルギーを失ってしまう。  そこで、二つの提案をしたいと思います。一つは当たり前ですが、夫の家事育児参加を増やすこと。もう一つは、ママたちが「やらない勇気」と「任せる勇気」を発揮することです。「いい妻・いい母」の呪縛に加えて、日本の女性はとても有能だからやろうと思えば全部でてしまいます。できることを「やらない」「任せる」のは勇気がいります。  でも「いたしません!」「任せました!」って言っていいんです。そうすることで、ある大きなことが生まれるから。それを知ったら「やらない勇気」も「任せる勇気」も自然と出てくるでしょう。
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「やらない勇気」と「任せる勇気」
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