マウンティングしてくる相手からは、逃げるが勝ち/人気猫マンガの教え
「マウントを取る」という言葉が一般的によく使われるようになってきました。
マウントを取られると自分の心がすり減る感じがしたり、モヤモヤして苦しくなることもありますよね。最近ではSNSで、面識のない人から急にマウントを取られてしまったりもします。
今回は22万部を突破したベストセラーの続編『続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編』(著:Jam、監修:名越康文)の中から「人からマウントを取られるときには?」についてご紹介します(以下、文とマンガはJamさん)
マウントを取られるのって、すごくつらいです。SNSでも日常でも、もしそういう相手に出会ったら、私は真正面から向き合うより、逃げてしまった方がいいと思います。なぜなら、大抵はどちらかが負けるまで終わらないからです。
マウントを取りたがる人は、自分が相手より優れていることを認めさせたいだけなので、おそらく、攻撃している自覚がありません。だから、時には相手を我慢の限界まで、追い詰めてしまうことがあります。
山登りで言えば、山の高さを知らずに軽装備で登っているようなものです。今、自分の言葉が何合目くらいまで来ているかわからないから、とても気軽に色々なことを言えてしまうんです。山の高さはマウントを取られる側のダメージの高さです。
勝てる勝負なら受けて立ってもいいのですが、自分がやられて嫌なことって、できれば人にはしない方がいいです。
幸い人間は山ではないから動けます。時には逃げるのが大変なこともありますが、可能な限り逃げるのがいいと思います。
●今日のまとめ
攻撃している自覚がない人のマウントとは、戦わない
―パフェねこ―
<文・マンガ/Jam>

『続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編』(著:Jam、監修:名越康文)
人からマウントを取られる
