トマト缶は、ホールとカット両方使うと美味!トマトソースの最強レシピ
もうレトルトは、買えなくなります。
たくさん作って冷凍ストックできる王道メニューは、ステイホームごはんの強い味方になりますよね。そしてそれらが、できるだけシンプルに、最高に美味しく作れたら理想的。
例えば、みなさんは本当においしい「トマトソース」を作ったことがありますか? 作るのが面倒で、割高なレトルトソースや市販モノで我慢している方もいらっしゃるかもしれません。おいしいトマトソースを作り置くことができれば、パスタや肉料理などにも大活躍してくれます。
そこで今回は、最強のトマトソースを作ろう! というご提案。おいしさの最大コツは、「トマト缶」の使い方にありました。
何気なく買っているかもしれない「トマトの水煮缶詰」。実は、ホールトマトとカットトマトでは、使われているトマトの品種が違うということをご存知でしょうか? ホールトマトに使われるトマトは、細長い形状のイタリア系トマト。加熱されることで旨味が引き出されるために、煮込み料理には最適です。また種には酸味があるために、加熱することで奥深い味わいを生み出してくれます。一方カットトマトは、丸い形状のトマトが水煮になったタイプで、小さくカットされていてトマトらしい“果実感”が最大の魅力。種もほぼ取り除かれているために、フルーティーな風味が味わえます。
つまり、ホールとカットのいいとこ取りをすれば、コクや旨味があってフルーティーさも味わえる最強のトマトソースが作れるということに。それでは早速作っていくことにしましょう。
トマトの旨味成分の多くは、「グルタミン酸」によるもの。旨味には「相乗効果の法則」なるものがあり、“異なる旨味成分”と合わせることによって、効果が高まるということが言われています。今回は、「イノシン酸」を含むベーコンを合わせることで、どんな料理にも万能なトマトソースを作っていくことにしましょう。それでは作り方のご紹介です。
最大のポイントは、トマト缶の「ホール」「カット」両方使うこと!
もう一つのポイントは、「ベーコン」のうま味を合わせること
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