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これが謝罪会見?セクハラやじ問題、鈴木議員の情けなさにガッカリ

 どうにもモヤモヤした気持ちが湧いて仕方がなかった人が多かったのではないでしょうか。終始、「大変、反省しております」と繰り返しながら、言い訳に徹した、例の都議会発言問題の、鈴木章浩議員による謝罪会見です。

鈴木章浩議員 facebookより

鈴木章浩議員 facebookより

「早く結婚したほうがいいんじゃないか」というヤジは、少子化・晩婚化に対して、あくまでも(会見での流れからみるに)悪気のない、いわば親切心から出たものであり、のちのちの大騒動により、「さまざまな事情で結婚できない方がいらっしゃるということへの配慮が足りなかった」との気持ちに至ったそうですが……。

 そもそも、塩村文夏議員が行った「女性のサポート、子育て支援について、また晩婚、晩産の問題」が議題にのぼった際、「早く結婚したほうがいいんじゃないか」と発言するのは、議題を直視していない、問題を投げ出した行動です。

 また現在は結婚に幸せを見出していない(見出せない)男女も多く、そこに「早く結婚したほうがいいんじゃないのか」という言葉は何の意味もなしません。

 一見、謝罪という形を取りつつ、「誹謗中傷ではなかった」と幾度も口にした鈴木議員。さらに鈴木議員のヤジをきっかけに畳みかけられた「(子どもが)産めないのか」といった発言に関しては、自らのものではなく、その発言は「とんでもないことだと思います」と感想を漏らしました。

NAVER まとめより

NAVER まとめより

 自らの発言は(軽率ではあったが)悪気はなく、その後に続いたのは「とんでもない発言」であると……。

 すっかり女性、社会、そして駆け巡ったニュースから世界まで敵に回してしまった鈴木議員。当初は「自分は言っていない」とマスコミに断言し、「ありえない発言だ。(議員辞職に匹敵すると)思います」と話していた鈴木議員ですが、これからも議員を続ける意向とのこと。

 結局、何が問題で、何を謝罪すればいいのか分かっていないのではないかと突っ込まれても仕方のない会見でした。

 アラフォー筆者の周囲にも未婚の友人は数多くおり、大変な不妊治療を続けている友人・知人も多くいます。また特定疾患の持病を持つ筆者は、妊娠・出産を選択肢に入れませんでした。ライターとしてではなく、そうしたひとりの人間として鈴木議員の会見を聞き、怒りを超えて情けない気持ちに。

「私には差別的な気持ち、偏見がありました。軽率で傲慢な発言でした」と率直に語ったほうが謝罪になったんじゃないですかね。 

<TEXT/キャロルもつお>




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