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トップモデルが過去の“あだ名”に嫌悪感「大嫌いだった!」

 10代半ばでデビューして以降、トップモデルとしてファッション業界をけん引してきたケイト・モス(47)。その一方で、細身の体形から“拒食症”呼ばわりされたり、薬物スキャンダルが取り沙汰され、モデル活動が窮地に追い込まれたりしたこともあった。そんなケイトは、かつて世間で呼ばれていた自身の“あだ名”が大嫌いだったと振り返っている。

当時の流行語“ヘロイン・シック”の代名詞に

ケイト・モス

ケイト・モス

 このたび米国の雑誌『リーダーズ・ダイジェスト』に登場したケイト。デビューしたての1990年代に、世間から“ヘロイン・シック”と呼ばれたことが「とても不快だった」と明かした。 “ヘロイン・シック”は、痩せていて顔色が青白く、目の下にクマがあるような女性を表す当時の流行語だった。 「まだ駆け出しだったころ、私が『ヘロイン・シック』という言葉と何か関係があるかのように言われた。けど、それってひどすぎるといつも思っていたわ」 「だってそこにポジティブな解釈は全くなかったから。少なくとも、私自身はそんなふうに感じたことは一度もなかったわ」 「結局のところ、私はいつも痩せていて小さくて、どれだけ食べても体重が増えなかったの」 「だから、私と似たようなモデルの子たちが批判されているのを時々見ると、それは公平性に欠けていると感じるわ。だって、食べたいものを好きなだけ食べても、体形が変わらない人だっているわけだから」 「でも人生の後半になると、それも絶対変わってくるんだけどね。私は娘のリラを生んでから、変わったと気が付いたわ」

「痩せているのは快感」だけど、“拒食症”呼ばわりはイヤ

 1993年に起用されたカルバン・クラインのキャンペーンがきっかけで、“ヘロイン・シック”の象徴になったケイト。このキャンペーンをめぐっては、使用されている写真が社会に悪影響を与える可能性があるとして、当時のアメリカ大統領をはじめ当局が問題視するなど、大きな論争を呼んだことでも知られる。
 そんな社会の風潮を代表する存在となったケイトだが、“ヘロイン・シック”と呼ばれる以上に納得がいかないことがあったという。それは、“拒食症”呼ばわりされること。モデルの中には食べたいだけ食べても太らない体質の人もいるので、痩せているという理由だけで批判されるのは不公平だと感じていたそうだ。  ケイトは数年前のインタビューでも、過去に拒食症と呼ばれていたことについて、こう振り返っている。 「ひどかったわ。特に拒食症のことは」 「ヘロイン・シックに関しては『馬鹿げた話。私はヘロインはやらないし、アイライナーがちょっとにじんでいるというだけで、そう呼ばれるようになった』という感じだった」 「でも、拒食症はもっと頭にきたわ。私は拒食症でもないのに、他人の病気の責任を負わされているみたいだわ」  かつて体重について聞かれると「だから摂食障害じゃないって何度言えばわかるわけ?!」とブチ切れたこともあるというケイト。
 けれども、2009年には「おいしい食事より痩せるほうが快感」とコメントし、大きな批判を浴びた。さらに、ファッション業界がモデルの“痩せすぎ”を問題視している中、「細いに越したことないでしょ!」とKY発言したことも。このように、かつては“やせ信仰”が強かったケイトだが、最近では自身も健康志向になり、「ファッション業界には色々な体形のモデルが必要」と話している。  また一時期、薬物疑惑も取り沙汰され、モデルとしての将来が危ぶまれたことも。けれども業界関係者からの擁護もあり、結局は疑いが晴れて、その後は第一線で活躍している。  こうみると、“ヘロイン・シック”にしても、“拒食症”にしても、そう呼ばれるようになったのには、これまでの言動が少なからず影響しているような気も……。とはいえ、誰かの体形や体質、外見をからかったり、勝手に呼び名をつけて嘲笑するような行為は絶対にあってはならないこと。最近では、日本の教育現場でもあだ名を禁止しようという動きが出ているが、何気なく誰かを傷つけるような呼び方をしていないか注意する必要がありそうだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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