元妻と不倫中の32歳男性「夫婦じゃないから逆に気がラクなんです」
新型コロナウイルスの流行からすでに1年。週刊SPA!では昨年6月、コロナ禍で密事に励む男女を取材。欲望のままに動く不倫カップルの実態を追った。あれから8か月――。コロナ禍で新たに始まった不倫カップルの情報もキャッチ。2度目の緊急事態宣言もどこ吹く風の密会現場を直撃した。
「正直、不倫をしているという感覚はあんまりないんですよね」
そう語るのは、不動産会社で営業を務める菅原友弘さん(仮名・32歳)。彼もコロナ禍で不倫を始めた一人だが、他のケースとはやや事情が異なる。
「不倫関係にある女性は僕の元妻なんです。’16年に結婚して’19年に離婚。子供も2人います。2人目ができてから、僕が仕事に追われ、彼女も子育てで余裕がなくなり、肉体関係もほとんどなかった。
けんか別れではなく、お互い話し合った上での離婚ではありましたが、仲が良かったとは到底言えないような状況でした」
冷め切った夫婦関係の末に離婚したはずが、なぜ元サヤに収まることになったのか?
「離婚してから1年間は連絡をとっていなかったんですが、共通の友人の結婚式をきっかけに再会したんです。彼女が再婚したという話も友達づてに聞いてましたが、気まずさは特にありませんでした。
結婚式後、彼女を含めて友人たちと朝まで飲み、その流れで彼女が僕の家に泊まりにきて行為に及びました。正直、性行為をすれば不倫になるとも考えず、互いになんとなく行為に及んでしまった感じですね」
その日から、月に2~3回程度のペースで菅原さんの自宅で関係する仲となった。
「今はコロナの影響で僕もリモートワークになっているので、平日の日中は家にいることが多いんです。彼女は子供を保育園に預けて、昼前に会いにきて夕方までに帰ることがほとんどですね」
元妻の再婚相手については10歳以上も年上とまでは聞いたが、「面倒なのでそれ以上は深く聞かないことにしている」そうだ。
「いつも彼女から前日か当日の朝に『今日空いてる?』と連絡がくる。たぶん、彼女も僕を都合のいい性欲処理係といった程度にしか思ってないんでしょうね」
いわゆる“元サヤ不倫”という泥沼のような関係だが、当の本人は今の関係について楽観的だ。
「夫婦だったときのことを考えると、今のほうが“男と女”という感じはありますね。夫婦関係じゃなくなったことで気兼ねなく関係を楽しめるというか」