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コロナ禍で仕事に不安…20年越しで同じ“辛口占い師”に背中を押された話

 誰にでも人生を振り返ったときに「あれが転機だった」と言えるエピソードが、1つや2つあるのではないのでしょうか。
※画像はイメージです(以下、同じ)

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 相田香織さん(仮名・40歳)は、フリーランスのライターをしています。レシピやダイエット本などを手掛けていましたが、昨年からのコロナの影響が仕事にも出ているといいます。

正社員か、バイトか。悩んだ挙句、占い師のもとへ…

「最近は、書籍や年4回など定期刊行されていたムック本も、出版点数が減ってきました。やむを得ずウェブなどで、テレビで取り上げられたネタを記事にするような仕事もしていますが、書籍と比べると単価が安いので続けていくには不安……。しかも、コロナの影響で、これまで手掛けていた主婦向け雑誌の特集の仕事も減ってきたので、他の仕事をしようか迷っています」  もともと香織さんは学生時代から、出版社で編集やライティングを行う仕事を希望していました。 「私が大学を卒業した頃は、まだ就職氷河期と言える時期だったので、出版社によっては新卒採用をしていませんでした。卒業まであと数か月となったときに、求人雑誌に載っていたデザイン会社の事務に採用になったんです。一応、正社員だったのですが、手取りが安くて、土曜日もデザインの勉強と称した出社と、部署の掃除当番がありました」  編集の仕事への夢を捨てきれない彼女は、求人を探しまくったそう。 「その頃は、読んでいた雑誌に『編集アシスタント募集』と書いてあれば、待遇も見ずに応募していました。どれも『経験者優遇』で、未経験の私は面接すらもしてもらえませんでした……。でも『これで最後にしよう…』と思って受けた小さい編集プロダクションから、内定がもらえたんです!」  ところが、香織さんは、親から就職を反対されてしまいます。

占い師が「あなたは書く仕事にむいている!」

後ろ姿 女性「編集プロダクションの契約は、時給制のアルバイト。みんな最初はバイトからスタートするとかで。親は『そんな危ない会社やめておけ』の一点張りでした。正社員か、夢を追ってアルバイトかと悩んでいたとき、偶然、有名な占いの店の前を通ったんです」  恋愛や仕事など、何かに迷っていると、占いに頼りたくなる人は少なくないでしょう。香織さんも、思い切ってみてもらうことにしました。 「たまたま空いていた占い師さんを選んだら、怖そうな顔をした男性でした。しかも、辛口でズバズバ言うタイプ。その当時付き合っていた彼氏とも別れると言われ、占いを信じたくなかったです」  しかし、一番の悩みであった就職に関しては聞き入ってしまったといいます。 「拡大鏡を使って、私の手相のしわを一本、一本、細かく観て鑑定するんです。悩みを打ち明けると、恋愛とは違って一転、『あなたは書く仕事に向いている』、『やりたい仕事をやった方がいい』と、帰り際にも勧められました」
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20年後、同じ占い師に占ってもらうと予想外の結果が
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