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小室哲哉、KEIKOと離婚。3度の離婚は“カリスマの孤独”というやつなのか

亀山早苗の恋愛時評>  次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんは、小室哲哉のような孤独なカリスマには、常に新鮮なミューズが必要なのかもしれない…と指摘します。(以下、亀山さんの寄稿)

小室哲哉、3度目の離婚

CRUISE RECORD 1995-2000

globe 『CRUISE RECORD 1995-2000』

 小室哲哉氏(62歳)との離婚が成立したと、globeのKEIKOさん(48歳)が直筆のコメントを発表した。書き慣れたきれいな文字が並び、10年前に患ったくも膜下出血の後遺症は感じられない。  ふたりは2002年に結婚、小室氏にとっては3回目の結婚だった。

音楽に魅せられ、音楽に翻弄された人生

 思えば小室氏も、波乱に満ちた人生を送っている。  3歳で芸大教授のもとクラシックヴァイオリンを習い始め、小学生ですでに作曲をしていた。小学校5年生のとき、母が購入したエレクトーンに興味を抱き、母より早くコードを覚えていたという。叔父から習ったギターコードもたちまちマスターし、常に周囲を驚かせていた。中学のときにシンセサイザーが無性にほしくなり、家族に黙って楽器を売り払って16万円のシンセサイザーを買った。1970年代初頭の16万円は、大卒初任給よりずっと高額だ。  音楽に魅せられ、音楽に翻弄された人生でもあったのかもしれない。  大学生時代からプロのミュージシャンとして活動を始めるが、長く葛藤していたようだ。1982年、24歳のころには「テクノポップに流れすぎず、ポピュラー音楽の雰囲気を守りながらダンスミュージックを作る」ことに邁進していたようだ。自分の求める音楽、他人から求められる音楽との間での彼の葛藤は、天賦の才を与えられた者だけがもてるものなのではないだろうか。
TM NETWORK 「Self Control」ソニー・ミュージックダイレクト

TM NETWORK 「Self Control」ソニー・ミュージックダイレクト

 1984年、「TM NETWORK」としてデビュー、並行してさまざな歌手に楽曲を提供していった。それでも彼の音楽への情熱は満たされない。情報収集やスタジオ視察などの音楽活動をするためたびたびロンドンに赴(おもむ)いては、自身の無力さも痛感していた。そして’93年、音楽プロデューサーに専念することを決意、’94年にTM NETWORKの「終了」を公表した。  そこからが、いわゆる「小室ブーム」となる。篠原涼子、trf、globe、華原朋美、そして安室奈美恵。出せば売れ、あらゆる音楽シーンは5年間ほど、小室一色となった。ただ、2000年を迎えるころからブームは失速、資金繰りに苦しむようになる。

目まぐるしい結婚、離婚、恋愛遍歴

 ここで小室氏の恋愛・結婚歴を振り返ってみたい。  最初の結婚は1988年、29歳のとき。相手は当時アイドルだった21歳の女性。4年後の92年に離婚している。  95年、36歳のときに20歳だった華原朋美との熱愛が発覚。このときも約4年で小室氏から別れを告げている。
華原朋美「I'm proud」

華原朋美「I’m proud」ORUMOK RECORDS

 2度目の結婚は2001年、自身がプロデュースしたdosのメンバーだった17歳年下の女性ASAMIさんと結婚。彼は43歳、彼女は26歳だった。dosというグループはすでに解散しており、小室氏は彼女とふたりでユニットを組んだが、結婚したことで自然消滅。  その後、子どもに恵まれたものの、2002年3月、わずか10ヶ月で協議離婚。このとき取り決めた慰謝料は7億円といわれているが、当時、小室氏は資金繰りがうまくいかず、分割で払うと約束した慰謝料が滞ることもあったという。  そして同年11月、離婚から8ヶ月後に14歳年下のglobeのKEIKOさんと結婚。前妻との結婚中からふたりはつきあっており、なおかつKEIKOさんと前妻は友人だったという。  なんとも目まぐるしい結婚、離婚、恋愛遍歴である。
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看護師A子さんと結婚したいから、離婚を急いだのか?
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