江口のりこ、演技力でブレイクした神作5選。「ソロ活女子」で初主演も
1月クールドラマでは『その女、ジルバ』(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分~)と『俺の家の話』(TBS系、金曜午後10時~)の2作にレギュラー出演し、バイプレーヤーぶりを遺憾なく発揮した女優・江口のりこ(40)。
まずは、彼女をバイプレーヤーから人気女優へと一気にステップアップさせるきっかけとなった『半沢直樹』(TBS系、2020年放送)での白井亜希子役について語っておかないといけないでしょう。
存在感を放った作品でいえば『わたし、定時で帰ります。』(TBS系、2019年放送)も挙げられるでしょう。
江口のりこが演じたのは、吉高由里子演じる主人公の結衣が仕事終わりに立ち寄る中華料理店『上海飯店』の中国人店主・王丹。
さらに4月からは日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系、日曜9時~)に加えて、『ソロ活女子のススメ』(テレビ東京系、土曜0時52分~)で連ドラ初主演を果たすなど、大ブレイクを果たしています。
昨年の『半沢直樹』(TBS系)での印象的な演技も記憶に新しい江口のりこ。役によって全くの別人になりきって存在感を発揮する、彼女の真髄が見られるドラマや映画を5作紹介します。
パロディを超えたオリジナリティを見せた『半沢直樹』
同作で演じたのは、元キー局アナウンサーという肩書きを持つクールで嫌みったらしい国土交通大臣・白井。熱い半沢をクールに突き返す対立シーンはもちろん、会見で人差し指を突き出して「い・ま・じゃ・ない」と言い放った場面を覚えている人も多いでしょう。 明らかにモチーフとなる人物をパロディ的に演じながらもオリジナリティ溢れる演技は、個性豊かな脇役の中でもひと際目立っていました。
『わたし、定時で帰ります。』では歯切れのよい中国人店員を熱演
片言の日本語とまくしたてるように話す中国語で主要キャストたちに絡んでいく姿は圧巻でした。視聴者の中には、本物の中国人女優だと勘違いした人もいたそうです。