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癒やしを求めてペットを飼ったけれど…。飼いきれなくなる人の特徴

 こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。 ペット 長く続くペットブームの影で、ペットの多頭飼育崩壊が社会問題として取り上げられることが多くなりました。合わせて、コロナ禍で在宅時間の増加により、ペット需要が増えています。しかし、飼ったはいいけれど手に負えず、無責任に手放す問題もあるそうです。  多頭飼育崩壊と飼いきれない2つの問題。状況は異なりますが、それぞれ無責任に迎え入れる点では同じです。  そして、犬や猫など「愛護動物」の世話をせずに衰弱させるのも、捨てる(遺棄する)のも、ズバリ犯罪。どちらも動物愛護法違反で、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられるのです。  しかしなぜ、ダメだと分かっていても最悪のケースを迎えてしまうのか。今回はペットシッター会社「HONEY PETS」代表の北本友紀枝さんに話を聞きました。

それぞれ異なる「限界」のケース

 多頭飼育崩壊と飼いきれず手放すケース。一緒くたに語られることもありますが、両者の状況や飼い主の性格・傾向は明確に異なるといいます。 「コロナに限らず飼いきれなくなるケースは、比較的安易にペットを飼い始め、しばらくは可愛がるものの、思ったのと違うとギャップを感じ手放すといったものが挙げられます。  一方の多頭飼育崩壊は、酷いと50平米に50~60頭を飼育しており、近隣からの通報により行政が突入するケースが多いです。そこまでいかずもう少し軽い場合だと、3~4匹飼っていたけれど、住宅事情や家族の状況変化から飼育できなくなり、1頭だけ残したり全頭手放すといった対応もあります」(北本さん。以下同)
北本友紀枝さん

北本友紀枝さん

 両者は“飼えない”という意味では同じですが、その内情は大きく異なります。

“飼えなくなる人”の特徴

 また問題を起こす当人の性格にも違いがあるといいます。 「共通する部分としては、多頭飼育も飼いきれない飼い主さんも、どちらもそこそこお金を持っている傾向があります。お金がないと、そもそもペットを飼えませんからね。また多頭飼育崩壊を起こす方は、持ち家に住まわれていることが圧倒的に多いです。賃貸だと悪臭や鳴き声が近隣に発覚しやすく、管理会社の介入も早いというのが理由です。  性格については、多頭飼育崩壊を起こす方は、計画性がないのはもちろん、優しすぎる性格と人の話を聞かず、誤った正義感をふくらませる傾向にあります。外部からの情報より自分の信じた道を進み続け、結果として周りに迷惑をかける状況まで陥ってしまうわけです」
猫

※写真はイメージです(以下同)

 多頭飼育崩壊を起こす人にとっては、生活や飼育環境がおかしくなっても「自分は正しい」といったロジックの中にいるのでしょう。だからこそ、周りの強制介入がないと気づけないし、介入に対しても抵抗する方がいます。 「一方、飼いきれなくて無責任に手放す飼い主さんですが、まず性格的には短絡的で、あまり物事を多角的に調べない気質があります。合わせて、機能性よりも見た目重視といった傾向もあるように思います。  また、これは私も不思議なのですが、ペットを手放したい飼い主さんのお宅に伺うと、お部屋に特定の高級ブランド品が雑然と置かれているケースがとても多いんです。データがあるわけではないのですが、なぜか某ハイブランドの空箱ばかりがいっぱいある自宅が多いです。可愛い!欲しい!だから飼う!といった欲求に忠実な性格が、飼いきれない飼い主さんの傾向としてはあります」
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ペットの見た目や臭いがサインになる
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