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小室圭さん問題が泥沼化したワケ。解決金をめぐる戦略ミス

 小室圭さんが2021年4月8日に公表した、全28枚の文書。約4万字を駆使して母親の元婚約者から援助を受けた約400万円を「返さない理由」を説明していましたが、4日後には一転、「解決金を支払うことで金銭トラブルを解決する」と表明しています。
文書

写真はイメージです(以下同じ)

 これに対し、400万円の返却は求めたが、もはや金銭の問題ではないと主張をする元婚約者。問題がさらに長期化しそうな中、「結局、あの文書はなんだったのか」と思っている読者も多いことでしょう。  はたして、小室さんはどのような対応を取るのが得策だったのか――前回記事で「贈与」「貸付」の問題について解説してもらった、永田町法律税務事務所代表の長谷川裕雅弁護士に、今回は弁護士目線での率直な意見を聞いてみたいと思います。(この取材は小室さんが文書を公表した3日後の2021年4月11日におこなったものです)

なぜ、小室さんの問題はここまで泥沼化したのか

――長期化かつ泥沼化している今回の問題ですが、弁護士である長谷川さんの立場から、「借金を認めることになるので返さなかった」という小室さんの対応について思うことはありますか。 長谷川「まず、『借金を認めることになるから返さない』と主張を通すことよりも、一刻も早く解決金を払って和解していた方が、少なくとも小室さんにとってはよかったと思います」(※本取材後、4月12日に小室圭さんは解決金を支払う意向を表明しています) ――解決金を払えば、問題はないのですか。 長谷川「解決金は、その名の通り解決のためのお金なので、それがどのような性質のお金なのかは問われません。さらに、和解をした場合、たいていは秘密保持条項というものをつけます。これは和解の内容を第三者に言ってはいけないというもので、内容はもちろん、贈与か貸付か・お金はいくら払ったのかなど、当事者は一切口外できなくなるんです」 ――それはマスコミ対策としても、便利ですね。

一刻も早く解決金を払うべきだった

長谷川「今回、ここまで問題が長期化している原因の1つとして、代理人弁護士などが情報をマスコミに話しすぎたことで、情報が錯綜(さくそう)したように思います。報道を見ていると、問題の本質以外のプライベートなことまで、第三者がしゃべりすぎています取材――たしかに小室さんや佳代さんの近況も、次から次へと報道されていますね。 長谷川早々に裁判に持ち込めば、マスコミにコメントを求められても『係争中のためお話できません』という一言で済みますし、解決金を払えば『和解しました』というコメントで終わるのです。解決金を払わずに主張をし続けたことで事態が長期化し、さらに第三者が余計なことを話しすぎたため、問題が泥沼化しているように感じます」 ――お話を聞けば聞くほど、なぜ小室さんは一刻も早く解決金を払わなかったのかと思ってしまいます。 長谷川「小室さんも文書で言っていましたが、名誉を傷つけられたという恥辱の念と、それに反論して自分の正義を主張したい正当化欲求が相当強かったのだと思います」
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小室さんは弁護士の卵としてどうか?
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