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うつで教師を辞めたusaoさんの漫画で、つらい心がじんわり温まる

 新年度が始まって、1か月余りが経ちました。別れや出会い、新しい仕事や学校……大きな環境の変化に、もやもやとした気持ちを抱える人も多いのではないでしょうか。日曜日の夜になると、月曜日が来るのが怖くて不安になる。そんなあなたにご紹介したい人がいます。

元小学校の先生「usao」が描く、じんわり優しい世界

書影

usao『usaoの先生日記』(東洋館出版社)

「ネガティブなのに、欲とプライドがある面倒くさいやつ」と自己分析したり、子どもたちに「みなさんを幸せにするためにやってきました」と正面から向かっていったりする元小学校教師のusao(うさお)さん。これだけ読むと、確かに「面倒くさそう……」と思ってしまいそうですが、彼女が日々SNSに書き込む言葉や漫画には、愛すべき等身大のひとりの女性が生きています。  優しくそっと寄り添う漫画の投稿もあれば、「泣いて泣いてなにもかもがしんどい」と心情を吐露する投稿も。小学校教師をしながら、これまで4冊の本を上梓しました。それでも変わることなく、ひとりの人間として心の様をありありと投稿し続けるusaoさんですが、今年3月末にうつ病で教師を辞める決断をしました。

うつ病で教師を辞めました

 usaoさんがTwitterに投稿する『usao漫画』には、心配性だったり泣き虫だったり、言いたいことをうまく言えなかったりといった、不器用なキャラクターたちが登場します。そのキャラクターたちに「うさお」がそっと寄り添う、じんわりと優しい世界が描かれています。 悲しみと退職とこれから1悲しみと退職とこれから2悲しみと退職とこれから4 そしてusaoさんがTwitterに沈んだ投稿をすると、今度はフォロワーたちが「だいじょうぶですよ」「泣いていいんですよ」「そのままでいいんです」と声をかけます。そこにはまるで『usao漫画』のような平和な世界があるのです。彼女のTwitterのフォロワー数は、今や7万6000を超えています。  そんなusaoさんは『usaoの先生日記』(東洋館出版社)を今年3月に上梓。子どもたちのことや教師の仕事のこと、「うつ」についてなど話を聞きました。
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子どもたち・教師という仕事への愛
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usaoの先生日記

心がふっと軽くなる――Twitterで多くの共感を呼んだ、小学校教員の大人気コミックエッセイが書籍に。1日1日を頑張るあなた。 ほんの少し肩の力を抜いて、ここらで休憩しませんか?


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