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ブラのヒモにはさむピップエレキバンも!ピップが可愛く進化してた

 肩や腰のコリケアグッズとして販売されている「ピップエレキバン」。ドラッグストアで、CMで……日本人なら誰もが一度は目にしたことがあるだろう。
ピップエレキバン80

ピップエレキバン80 管理医療機器  医療機器認証番号 225AGBZX00031000

 1972年の発売開始から多くの人に親しまれてきたロングセラー商品。しかし「年配者向け」のイメージも強く、発売から50周年を目前にしてイメージ改革を図ろうとしている。  若い世代にも手に取ってほしいとの思いから、様々なタイプの「ピップエレキバンシリーズ」を展開しているピップ株式会社。しかし開発の裏側には、一筋縄ではいかない物語があった。

アイデアのきっかけは民間療法!?

米粒

※写真はイメージです

 そもそも、ピップエレキバンは何がきっかけで作られたのだろうか? 発売元であるピップ株式会社のブランド担当者はこう語る。 「当社は元々、医療用品の卸売を行う会社だったんです。戦後、企業として生き残っていくために、自社製品の開発戦略がスタートしました。その当時扱っていた商品の中で、磁気ネックレスやブレスレットなど、磁気商品がかなりの人気を博していたんですね。そこに着目し、自社での磁気商品の開発が始まりました」(ピップ株式会社ブランド担当者、以下同)  卸売で売れ筋だったネックレス型をヒントに、「よりお客さんに使ってもらえる形はないか」と模索していた社員たち。  そんなある時、ひとりの社員がとある民間療法の話題を出してきた。 「民間療法で絆創膏に米粒を付けてツボに貼る方法があり、当時の社員が社内で共有したそうです。そこから着想を得て、『絆創膏で磁石を肌にぴったりくっ付けると効果があるんじゃないか』と、今の形で開発がスタートしました」  試行錯誤を重ねた末、1972年10月に初代ピップエレキバンが発売された。  当初から男女問わず肩コリで悩む人に使ってほしいと売り出され、今では多くの女性に使われるようになってきている。

20~30代の女性も使いやすい商品開発

「よく意外だと言われるんですが、使用者は女性が比較的多く、購入者で見ると主婦層中心に女性の方が多いですね。女性のほうがよくドラッグストアに行きますから。目に見えないところに、こっそり使っている方も多いのかもしれません」  2013年に商品の全面リニューアルをした際には、40代から50代の主婦層を購買のターゲットに設定。肩コリの悩みが高い若年層にも使ってもらいたく、最近では20代から30代の女性を狙って商品開発を進めている。 「出産や妊娠、キャリアアップなどライフステージの変化により20代後半から30代にかけては、肩コリを感じる方が増えるタイミングだと思います。通常ラインナップのピップエレキバンは、誰でも手に取りやすいようにパッケージデザインしているものの、やはり『年寄りくさい』と思われる方もいます。そういった方にも手に取ってもらえるように、若い女性を意識した商品を2~3年前から開発して販売しています」
ピップエレキバンインナークリップ

ピップエレキバンインナークリップ 管理医療機器 医療機器認証番号 301AGBZX00015000

 ピップエレキバン公式ホームページを開くと、人気キャラクターデザインを起用した「ピップエレキバン for mama すみっコぐらし限定パッケージ」や、足裏に使用する「ピップエレキバン足裏バンド」、下着のストラップに挟む「ピップエレキバンインナークリップ」といった、女性の悩みに応えるラインナップが飛び込んでくる。
ピップエレキバンインナークリップ

ピップエレキバンインナークリップ 管理医療機器 医療機器認証番号 301AGBZX00015000

 その中でも「ピップエレキバンインナークリップ」の開発は困難を極めたそうだ。
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「可愛い」からは程遠い見た目の試作品
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