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メイプル安藤なつ、介護歴20年の本音「介護を“罰ゲーム”にしないで」

 売れっ子お笑いコンビ・メイプル超合金のツッコミを担当する安藤なつさんが、実は介護職20年以上のベテランだということを知っていますか? 2015年の「M-1グランプリ」で一躍人気者になった安藤さんですが、その決勝前夜も介護施設で夜勤をしていたといいます。
メイプル超合金の安藤なつさん

メイプル超合金の安藤なつさん

 そんな安藤さんに、本連載で語ってもらうのは「誰かに聞いてみたいけれど、どことなく人には聞きにくい“よそんちの介護”」。昨今の介護事情をはじめ、介護にまつわるちょっと使えるテクニックだったり、せきららな体験談を包み隠さずご紹介します。  聞き手は、夫婦そろって認知症だったじーちゃんばーちゃんと同居し、25歳からおよそ7年間主介護者(メインのケア担当)だった、漫画家でライターの青山ゆずこです。

一晩で20軒の訪問介護も、好きで楽しいからやっていた

安藤なつさん(以下、安藤): 中1からボランティア的な感じで、おじが運営する介護の施設を手伝っていたんです。入浴や食事のお手伝いとか、一緒にレクリエーションをしたり。ホントに遊びに行くような感覚ですね。 青山ゆずこ(以下、ゆずこ): 身内の介護なんかもとくにそうですけど、「さあ介護するぞ!」って気合入れて始まるのかっていうとそうでもなくて、やっていることをふと振り返って「……ああ、これが介護か」って気が付くことの方が多いというか。  それからは20歳のときに、基本的な介護の技術を学べるヘルパー2級(当時)の資格をとられたんですよね? 安藤: そうそう。基本的に夜勤の訪問介護の専門で、おむつ交換とかおトイレの介助(お手伝い)をしていました。ご家族から鍵をお預かりして、大体一晩で20軒くらい。自分は介護が好きで楽しいからやってたし、昼間は芸人として活動してたのでシフトの融通がきく職場はすごく働きやすかったんスよ。

「安藤さん、介護って何すか?」

ゆずこ: へえ~。私はあれです。都内で雑誌記者をしていたんですが、当時は極貧で茨城のじーちゃんばーちゃんちに駆け込んだんです。都内まで電車で1時間だし、家賃かからないし。2人とも認知症だっていうのは知っていたけど、まあなんとかなるでしょ! って感じで。……で、さっそく次の日の朝からばーちゃんが暴走してボヤ騒ぎ。 安藤: まさにあの漫画に描いてある通り(笑)。(※青山ゆずこ『ばーちゃんがゴリラになっちゃった。』/徳間書店刊) ばーちゃんがゴリラになっちゃった。: 祖父母そろって認知症ゆずこ: あれ、一切盛ってないですからね。  でも約7年間介護を経験してみて、たまにふと思うんです。ねえ、安藤さん。  ……介護って何すか? 安藤: まさかの初っ端から丸投げかよ。あんたの7年間どこにいった……。 安藤なつ×青山ゆずこ 介護漫画
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介護のコツは「情報屋」と「彦摩呂」!?
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