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深田恭子に代わって比嘉愛未が新ドラマ主演に。代役で輝いた俳優5選

川口春奈 沢尻エリカの逮捕で大河ドラマに

 19年11月には大河ドラマで異例の交代劇がありました。翌年放送の『麒麟がくる』で帰蝶役を務める予定だった沢尻エリカが大麻取締法違反の容疑で逮捕。このとき、すでに10話分が撮り終えられていました。  代役は誰になるのか――。多くの女優の名が挙がり、最終的には川口春奈が引き受けることになりました。川口にとって、これが時代劇初挑戦。2週間程度で所作を覚え、12月初旬には撮影に合流したそうです。
 初回放送は1月5日の予定でしたが、さすがに間に合わず19日に延期。放送当日、ネットには「美しく、凛々しい姿で期待できる」などとコメントがあふれ、日本中が応援モードに。回を重ねるごとに帰蝶は話題となり、SNSのトレンド入りするほどでした。  かつて主演したドラマの視聴率がことごとくふるわず、「低視聴率の女王」と不名誉なあだ名を付けられた川口。この英断で国民のハートをがっちりつかみました。

南野陽子 不倫で辞退の斉藤由貴に代わって登板

 大河ドラマの降板劇はほかにもありました。  18年放送の『西郷どん』に出演予定だった斉藤由貴の不倫スキャンダルが17年9月に発覚し、ほどなく辞退が決定。撮影入り前でしたが、篤姫(北川景子)の教育係・幾島という重要な役どころのため、現場はてんやわんやだったといいます。キャスティングが難航するなか、勇気ある決断をしたのが南野陽子でした。 「引き受けたからには、精一杯演じさせていただくだけ」。1988年以来の大河出演と“ブランク”があるもそのコメント通り、準備期間は約1カ月と思えないほどの存在感。「こんな迫力あったっけ」「貫禄すごい」とネットも大いに沸きました。篤姫との丁々発止は見事で、ベテランの意地をかいま見ました。  大河ドラマでは他にも、19年放送の『いだてん』の途中、ピエール瀧が麻薬取締法違反での逮捕のため、三宅弘城が代わったこともありました。こちらでは、すでにピエール瀧で放送した6話分も、総集編や再放送のために、あらためて三宅での撮り直しが行われました。  代役はプレッシャーがかかりますが、演じきったあかつきには株の上昇は間違いなし。この“チャンス”に比嘉はどうでるのか――。ドラマが楽しみです。 <文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
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