コロナ禍で潔癖症の彼に言われて傷ついた言葉「愛情が枯れ果てました」
新型コロナウィルスによって多くの人の衛生意識が高まっています。手洗いやうがい、さらにアルコール消毒など、普段以上に気を付けている人が多くなりました。そんな昨今の衛生事情ですが、潔癖症だった人はさらに過敏になってしまっているようです。今回は、コロナ禍に起きたカップルの悲劇についてご紹介します。
「もともと、私の彼は潔癖症気味ではあったんです」
鈴子さん(仮名・30歳)は言います。彼氏の大樹さん(仮名・30歳)は、コロナ前から、手洗いはもちろんのこと、インフルエンザが流行する秋口からは外出の際は、マスクを欠かさなかったというほどの徹底ぶりでした。
「でも、性格も穏やかですし、なにより私好みのイケメンだったので、そこまで気にしていませんでした」
むしろ逆に「きれい好きな人」だと好印象を持っていたそうです。
そんな大樹さんの潔癖症を加速させてしまったのは言うまでもなく、コロナ禍でした。
「緊急事態宣言が出ている時以外も、私と手を繋ぐ前は必ず手洗い、そして、79%以上のアルコール消毒が徹底されました」
気持ちは分かるし、そうすべきなのは頭で分かってはいるのですが、どうしても、傷ついてしまう、と鈴子さん。
「分かるんですよ。彼の言ってることが正しいっていうのは。でも、自分が汚いってこと?と勘ぐってしまうんです」
潔癖症のイケメン彼氏
コロナで潔癖症に拍車がかかる
