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キンプリ岸優太、ドラマで見せた演技がまるで“岸サーカス”

ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ  King & Prince・岸優太さんが出演するドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)が始まりました。悩める新米医師・深澤新役に挑む岸さん、ほんとすごい! だって深澤先生、エリートでもヒーローでもないのです。 キンプリ岸優太、ドラマで見せた演技のすごみ。まるで“岸サーカス”

何もできず突っ立ったままの新米医師

 彼はまだ経験4年の新人で、持病を抱える妹の世話をしつつ、院長に恩がある病院で働いています。早くに両親を亡くしたせいか、深澤先生は“平穏であること”を何より大事にしている様子。  それなのに、気の休まる暇のない夜間救急専門の“ナイト・ドクター”に選ばれてしまい、観ているほうは「やめたげてよう!」とかばってあげたくなるほど。  同じくナイト・ドクターの朝倉美月(波瑠さん)、鳴瀬暁人(田中圭さん)ら深澤先生以外のメンバーは、過酷な状況をビシバシ捌いていくのに、深澤先生だけは何もできず突っ立ったまま。でくのぼうのような立場に、甘んじてしまいます。  その無力感と戸惑いに沈む青年のリアルな心情を、岸さんは見事に表現しているのです。

繊細な演技に引き込まれた

 勇敢さより恐怖や保身が勝ってしまった切なさ。  仲間の力になれないふがいなさ。  そんな自分に失望する悔しさ。  でも、そこまで悪いことをしたか? と込み上げる怒り。  交錯する感情のうねりを、繊細な瞳のゆらめきや細く震える声で印象深く見せた演技力は、さながら“岸サーカス”とでも呼びたい巧みさ。“ヒーローっぽい大きめの芝居”でないから、そのすばらしさが光るのです。  医師とはいえ、生死に関わるような張り詰めた現場に「自分は関係ない」と思っていた深澤先生が、救急の場は誰がいつ巻き込まれてもおかしくない“自分ごとの場”なのだと認識して踏み出す場面は、ことさらに胸に残ります。
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心境の変化を表したセリフ
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