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ミスチル桜井似の彼氏と悪夢の旅…「人生めちゃくちゃだ」と叫ばれるまで

 夏といえば、思い出されるは青春時代。長期にわたる夏休みの間に、親には内緒の彼氏との旅行に胸を踊らせた人も多いのではないでしょうか。
日本の古い旅館

写真はイメージです(以下同じ)

 詩織さん(35歳・主婦)も、そんな夏の思い出を持っている女性の一人。しかしながら、その記憶はあまり掘り起こしたくないものと化しているようで……。

猛アタックして付き合い始めた彼氏と初めての旅行

「大学一年生の時の話です。私は当時、同級生のSという男と付き合っていました。Sの顔はミスチルの桜井さんとか、及川光博さんみたいな、切れ長な瞳の爽やかなタイプで、ルックス的にも私のドストライク。入学してすぐに私から猛アタックして付き合い始めたんです。生まれて初めての彼氏ということもあって、それはもうわかりやすく、めちゃくちゃに浮かれていて、あの頃の友達はみんな『ちょっとウザい』って思ってたんじゃないですかね(笑)」  交際は順調に進み、二人で過ごす初めての夏がやってきました。詩織さんは彼と一緒にバイト代を貯めて、一泊二日のささやかな旅行をすることに決めていました。もちろん親には男の子と二人だとは内緒。大学のサークル合宿だと嘘を吐いて出掛けたそうです。 「そんなにお金はなかったので遠出はできなくて。お互い海無し県の出身だったので、なんとなく海に憧れを抱いて千葉の方に行きました。でも、海に着いて『さあ、泳ぐぞ』と私が水着に着替え用としたら『はぁ? 海、入るの?』って彼が渋り出したんです」

海では泳がず、食事はチェーン店の牛丼……

 詩織さんは太陽の下、しっかり泳いで海を満喫したいと思っていたのですが、彼の方は海はただ眺めるだけでいいというズレが生まれていました。彼が不機嫌になっていたので、詩織さんは泳ぐのを断念。砂浜にシートを敷き、楽しそうにはしゃぐ海水浴の人たちを後目に、二人で並んで海の家の焼きそばを食べただけで一日が終わったそうです。 海「そもそも、Sはわりとインドアなタイプで、外に出て遊びたいという願望がほとんどない人だったみたいなんです。考えてみたら、付き合い始めてからも一人暮らしだったSの自宅でのお家デートがほとんどでしたね。単純にあまりお金がないから外に出ないのかと思ってましたが、根っから引きこもり体質だったようです」  さらに、食事についての意見の食い違いも発生。詩織さんはせっかく旅行に来たのだから、地元の名物を楽しみたい方でしたが、Sは食にあまり興味がないらしく、旅行先でも確実にセーフティな味であるチェーン店を選んでしまうタイプ。ここでも詩織さんはSを立てる形で、普段から食べ慣れた牛丼をかっ込むことになりました。
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もちろん宿でも“ひと波乱”
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