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不妊で子供をあきらめた妻の“裏切り”。2人きりで生きると決めたのに

 不倫は、正論でいえば「良くないこと」。とはいえ、そこに至るまでの道は様々です。今回話を聞かせてくれた葉子さん(仮名・35歳)も、ある夫婦の間に起こった悲劇について語りながら「正直言うと、今も誰も責められないし、かといって祝福もしきれない」と苦い顔をします。
不倫に走ってしまった女性

写真はイメージです(以下同)

 友人同士のキューピッド役だった葉子さんが、結果として遭遇した衝撃の展開とは……。

幸せな恋のきっかけを作ったはずなのに

「私が27歳のとき、高校の同級生だった真由子(仮名)が、『出会いが欲しい』と言い出したのがキッカケでした。そこで中学時代から仲良しだった新一(仮名)を思い出し、2人を引き合わせることにしたんです」  結婚に焦り始めた真由子さんと、前の彼女と別れてしばらく経っていた新一さん。地元が近かったこともあり、2人は意気投合。そこから2年ほど順調に交際し結婚したそうです。 「ちょっと押しに弱い新一と、ちゃきちゃき物事を決める真由子。2人は周りから見てもお似合いな感じで、真由子は結婚に焦ってはいたものの、ちゃんとある程度付き合ってから結婚もしていたので、私もこれは大丈夫だろうなって思っていました。実際ケンカしたという話も聞いていませんでしたから、心配していなかったのですが……」  そんな葉子の気持ちとは裏腹に、真由子さんと新一さんの関係は、あることをきっかけにこじれ始めてしまいます。 「結婚して2年くらい経った頃でしょうか。真由子から相談があるからと呼び出されました。タイミング的にも『オメデタかな~』と呑気にかまえていたのですが、真由子の口から出たのは『お医者さんに、私たち夫婦には子供ができないって言われたの』という衝撃の報告でした」

夫が「無精子症」だと判明。夫婦の出した結論は

不妊治療 体外受精 顕微授精「真由子の話では、妊娠しやすいタイミングに合わせる“タイミング法”という妊活をしてみたけど子供ができず、お互いに医療機関で検査をしたら、新一が『無精子症』であったことがわかったそうです。  無精子症と診断されても、わずかでも精子が採取できれば顕微授精で妊娠に至るケースもあるそうなんですが、新一の場合は1匹の精子も見つけられなかったらしく……。医師からも『ご自身の子を持つことは難しい』と言われてしまい、ふたりともショックを受けたと同時に、今後について話し合ったそうです」  夫婦ともに子供を積極的に望んでいたわけではなかったため、話し合った結果「2人きりの人生を楽しもう」という結論に至ったそう。淡々と話す真由子さんを前に、どう返答して良いか分からなかった葉子さん。思ったよりも落ち込んでいない真由子さんを前に、葉子さんはちょっと不思議に思ったそうです。 「確かに真由子も子供が大好きというタイプではありませんでしたが、とはいえすんなり受け入れたのかなーって不思議でした。そしたら、真由子から『だからってわけじゃないけど、今不倫してるの』と、さらに驚く告白をしてきたんです」
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燃え上がる不倫の恋の相手は
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