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あっつ〜!夏バテで胃が疲れる ”胃バテ”をどうにかしたい…お医者さんに聞いた

 今年の夏も、全国的にうだるような暑さが続いています。暑さが厳しくなるにつれ、私のまわりからは「食欲がない」「なんだか胃が重い」という声がちらほら聞こえてきます。
「あっつ~!夏バテで胃が疲れる ”胃バテ”をどうにかしたい…お医者さんに聞いた」

写真はイメージです。

 実際、「胃の不調を感じやすい時期」は8月が最も多いという調査結果もあるようです。

多くの人が感じている “夏の胃バテ” 。その原因は?

「胃の不調を感じやすい時期」は8月が最も多い ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社が行った「胃の不調に関する実態調査」。「あなたが一年で最も胃の不調を感じやすい時期は?」の質問で、8月が25.1%と最多になっています。  次いで12月、1月と続きますが、外食や飲み会の機会が増える年末年始ではなく、8月に胃の不調を感じる人が多いというのは意外な結果です。 それにしても、なぜ真夏に胃の調子が悪くなるのでしょうか?  そこで今回は、自律神経と胃の深い関係や、暑さに負けない胃をつくる秘訣について、福岡県みやま市にある工藤内科、副院長の工藤あき先生に解説してもらいました。

夏になると胃カメラを希望する人が増える

 最近、自分の実感としても、夏バテで胃疲れを感じます。先生の患者さんで、夏に胃疲れを訴える人は多いでしょうか?
工藤内科 副院長 工藤あき先生

工藤内科 副院長 工藤あき先生

「強い痛みなどはないけれど、なんかちょっと胃もたれが……と来院される患者さんが増えています。ただ、胃カメラで検査しても大半の方は特に問題はありません。胃の中に何かできものができているといった “器質的な問題”ではなくて、胃の動きが悪くなっている “機能的な問題”が大半ですね」(工藤あき先生、以下同じ)

5度~15度くらいの “ちょっと冷たい” 飲み物を少しずつ取る

 盛夏に胃もたれや食欲不振を感じる原因として、何が考えられるでしょうか?
5度~15度くらいの “ちょっと冷たい” 飲み物を少しずつ取る

写真はイメージです。

「暑くなると、キンキンに冷えた食べ物や飲み物を摂ることが増え、消化機能が落ちてしまうことがあります。水分不足で熱中症気味だなというときは、ちょっと冷たいくらいのもの、具体的には5度~15度くらいのものを飲むと、すみやかに吸収されて脱水も防げます」  そして飲む量にも要注意!です。 「ガブガブ飲むと胃液も薄まってしまいます。通常の濃度であればしっかり分解してくれますが、胃液が薄まると分解されなくて、結果的に胃もたれや消化不良などを感じるようになります」

夏に自律神経が乱れて、胃が不調に陥るワケ

 また、工藤先生によると盛夏に自律神経が乱れて、胃の不調に繋がることもあるそうです。どういったカラクリなのでしょうか?
夏に自律神経が乱れて、胃が不調に陥るワケ

写真はイメージです。

「消化器は自律神経によってコントロールされている臓器なので、ストレスや疲れによって自律神経に不調が出ると、お腹の動きにダイレクトに影響が出てしまいます。冷房で室内は快適だけど、外はすごく暑い。そこを繰り返し出入りしていると、自律神経が疲れてしまい、その疲れが消化器に症状として出てしまうことが非常に多いです」  ストレスや睡眠不足の対策も必要ですね。 「睡眠不足が続くとストレスホルモンが分泌され、胃のふくらみが悪くなったり、胃酸過多、知覚過敏などの症状が出てくることも。快適な環境を作って、自律神経の乱れを防ぐことが重要です。エアコンは25、26度に設定し、布団をかぶって寝ると、一番疲れが取れるといわれています」  一方で、よく睡眠をとることは大切ですが、寝過ぎはNGだそう。やはり規則正しい生活を送ることが、何より重要だということです。

暑さに負けない胃をつくる秘訣

 夏の暑さに負けないようにするには、胃を冷やさないこと、自律神経をバランスの良い状態に保つことが大切であることがわかりました。日常生活で気軽にできる対策を教えてください。
暑さに負けない胃をつくる秘訣

写真はイメージです。

「飲み物もそうですが、食事もおそうめんなどの冷たいものばかりではなく、ときには温かいものも取りたいですね。胃が不調なときは、脂っぽいものは避けて、おかゆや湯豆腐、白身魚などを食べるようにすると、スーッと良くなる方も多いです」  ほかにも、胃の粘膜を保護してくれるキャベツ、トマト、レタス、セロリ、アスパラガス、ねばねば食材のオクラ、ナガイモ、山芋、もずく、わかめ、昆布などがおすすめです。  そして規則正しい時間に食事し、腹八分目を心がけること。胃もたれの原因になる夜食は避けたほうが良いとのことです。

38度~40度のぬるま湯につかる

 また自律神経を整える対策としては、入浴もおすすめだそうです。 「暑いとシャワーで済ます方も多いですが、お風呂に入ってリラックスすると、副交感神経が優位になり、お腹が活発に動いて、胃もたれも改善されます。38度~40度くらい、ちょっとぬるめのお湯につかるといいですね。体温があがって下がると眠くなるので、入眠1時間まえくらいに入浴すると、睡眠の改善にもつながります」  最後に、先生の話をもとに編集部が選んだ夏の胃バテ予防によさそうなアイテムをご紹介します。

食欲がなくても摂りやすいドリンク

食欲がなくても摂りやすいドリンク●ネルノダ(ハウス食品) 眠りの深さとスッキリした目覚め促す機能性関与成分GABAを100mg配合した、睡眠の質をサポートするドリンクです。寝不足続きの夜に1本飲んでおくといいかも。 ●明治プロビオヨーグルトLG21(明治) LG21乳酸菌は胃酸に負けない特別な菌種で、胃の不調症状を緩和するとも言われています。冷たくて爽やかなヨーグルトドリンクなら、胃もたれも吹き飛ばせそう!

胃に優しい、体を冷やさない食品

胃に優しい、体を冷やさない食品●「冷え知らず」さんの生姜参鶏湯カップ(永谷園) 生姜を使った参鶏湯で体の内側からポカポカに! ごはんに雑穀を加え、とろみのあるぞうすい風に仕立てた、胃に優しいインスタントスープです。 ●国産ハーブのブレンドティー カモミール×ミント(中川政七商店) 全国有数の薬用植物の産地・徳島県で、漢方や生薬の製造に携わる小川生薬とつくったハーブブレンドティ。カモミールは胃の調子を整え、ミントは胃痛を和らげてくれるそう。 ●オクラと長芋(セブンイレブン) カットしたオクラと長芋をあわせた冷凍食品。自然解凍で手軽に食べれます。胃の粘膜を保護するねばねば成分のムチンが豊富です。

快眠&お風呂グッズ、ストレス解消グッズ

快眠&お風呂グッズ、ストレス解消グッズ ●ひんやりもちもちピローパッド(ニトリ) 夏の定番、ニトリのNクールシリーズの中でも、肌触りがとってもきもちいい「Nクールモチモチ」。伸縮性があり、ひんやり肌になじむもちもち感が特徴です。寝苦しい夜にオサラバだ! ●バスソルト スーパーミントの香り(クナイプ) 4種のミントの天然成分とメントールを配合。爽快感あふれるミントの香りと、スーッとクールな感触で、涼やかなバスタイムを満喫できそうです。 (※)【調査概要】 ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社「胃の不調に関する実態調査」 調査対象者:全国の20歳~60歳以上男女 2,000人 調査方法:インターネット調査 調査期間:2020年10月15日(木)~2020年10月19日(月) <取材・文/女子SPA!編集部>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
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