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大物女性スターが「セックスを拒否しよう」と大胆提案。その真意とは

 米エンタメ界を代表する大物スターのベット・ミドラー(75)が、ツイッターで「男性とのセックスを拒否しよう」と女性たちに呼びかけている。ベットは、米南部テキサス州で先日施行された中絶禁止法に強く反対、それに対する抗議として“大胆提案”を行ったようだ。テキサス州の中絶禁止法をめぐっては、セレブたちが抗議の意思を続々と表明しているほか、企業や米政府も反発を強めている。

“ほとんどの女性が中絶を受けられなくなる”州法に怒り心頭

Bangshowbiz20210908

ベット・ミドラー

 映画『ローズ』や大ヒット曲『愛は翼にのって』などで知られ、これまで歌や演技で数々の賞に輝いてきたベット。そんな米エンタメ界屈指の実力派が、今月から施行されているテキサス州の中絶禁止法に怒りの声をあげている。  反対の声が根強いこの州法が施行された直後、ベットはツイッターで異議を唱えるとともに、女性にこう呼びかけた。 「女性が選択する権利を連邦議会が保証するまで、男性とのセックスを拒否するよう全ての女性に提案する」 「これは銃、言論、金、戦争の問題ではない。女性たちの人生、身体、自主性といった女性たちの問題なのよ」  妊娠6週目以降の中絶を禁じるテキサス州の中絶禁止法。ただ、妊娠6週目までに妊娠を自覚する女性は少ないため、ほとんどの女性が中絶を受けられないことになる。また、レイプや身内からの性的暴行による妊娠でも例外にはならない

若きカリスマ歌手も「本当にうんざり」。立ち上がるセレブたち

 この州法をめぐっては、女性たちからはもちろんのこと、医療関係者や権利擁護団体からも反発の声があがり、連邦最高裁に差し止めを求める訴えも起こされていた。しかし、最高裁は1日深夜に投票を行い、5対4で同州法の差し止め請求を退けた。  ベットは、この最高裁の判断についても、ツイッターで猛然と批判している。 「裁判所は、お粗末な仕事をしたもんだわ。人の意見なんてまるでお構いなしね。だって誰も彼らを止められない。彼らは、真夜中に判断を下したのよ。配慮も努力も示されることなくね。女性は騙されやすいから、どうせ耐えるだろうって考えてるのよ」 「彼らは、たかが女性だと思っているのね。女性にはこういう扱いがふさわしいって、本気で信じている」  ベット以外の著名人も、この中絶禁止法に抗議の声をあげている。大物女優のリース・ウィザースプーンや歌手のピンクもツイッターを更新し、女性の体と健康、そして権利を守るために、テキサス州の女性たちと立ち上がると宣言。  若きカリスマ歌手のビリー・アイリッシュも、インスタのストーリーを投稿。「本当にうんざりする。女性の権利の話になると、多くの男性が何も言わなくなる。吐き気がするわ」と綴り、女性が中絶を選ぶ権利について沈黙を続ける男性たちを厳しく非難した。

中絶を告発すれば、誰でも約110万円の損害賠償を請求できる

 米国の州では、これまでにも中絶を制限する州法は施行されている。けれども、テキサス州の中絶禁止法は、他の中絶制限法とは一線を画し、当事者以外でも同法に基づいた訴追が可能になる。  たとえ、何ら被害を受けておらず、全く関係がない人であっても、アメリカ人であれば、中絶に関係した人たちに対して民事訴訟を起こすことができるのだ。さらに、最大1万ドル(約110万円)の損害賠償請求を行うことも可能。たとえば、中絶手術を行ったと疑われる施設、その場所まで患者を車に乗せていった人物、手術代を支払った人物などに対して、一個人が訴訟を起こすことができる。  この過激な州法には、企業からも批判の声があがっている。米配車大手のウーバーは、同社の運転手が、中絶を受ける女性を病院に運んだことにより訴えられた場合、訴訟費用を会社が負担すると対抗策を表明。デートアプリ「ティンダー」は、テキサス州にいる従業員が州外で中絶を受ける場合には、会社が資金援助すると発表している。  バイデン大統領も声明を発表し、テキサス州の州法は「憲法が保障している女性の権利を侵害している」と強く非難。中絶の権利を保護していく考えを表明している。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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