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納豆の“ぬめぬめ”がスルンと落ちる洗い方。意外な調味料がお役立ち

 健康フードの代表格のひとつ「納豆」。今年6月に実施されたLINEリサーチの調査*では、なんと30~40代男女の約8割が納豆を「とても好き」または「好き」と回答しています。(*出典:LINEリサーチ/全国15歳~59歳のLINEユーザー男女5252名へのWeb調査、2021年6月4日~7日実施)
納豆ご飯

写真はイメージです(以下同じ)

 健康のために毎日食べている人も多いそんな納豆ですが、ちょっと面倒なのが「食べた後のパックをどうするか」問題。をキチンと洗わずに捨ててしまうと、ニオイが発生したり、コバエの発生を招いたりする原因に。でも、あの“ぬめぬめ”を洗うのって地味にけっこう大変ですよね。  今回は納豆パックの正しい捨て方や、『おかめ納豆』でおなじみのタカノフーズ株式会社に聞いた納豆パックの洗い方、納豆の美味しい食べ方について紹介します。

そもそも、納豆パックって洗うべきなの?

 その前に、そもそも「納豆パックを捨てる」と言っても、納豆パックは燃えるゴミなのかブラスチックゴミなのか、非常に曖昧(あいまい)なところですよね。納豆パックはどのように捨てれば良いのでしょうか?  結論としては「お住まいの自治体ごとにルールが異なりますので、公式ホームページでチェックしてください」なのですが、多いのは次のようなパターン。

洗えば「プラごみor資源」、洗えなければ「燃やせるごみ」

 静岡県湖西市の公式ホームページでは「ひどく汚れたプラマーク品は、燃やせるごみに出してください。きれいに洗えばプラマーク品として出すことも可能ですが、油などでベタベタした汚れを多量の水で洗い流すことは、環境と処理コストの面でよくありません」と記されています。  また、大阪府大阪市も「どうしても汚れが取れない場合は、中身の見える透明または半透明のごみ袋に入れて普通ごみとしてお出しください」、福岡県宗像市も「中身が取れないもの、汚れが取れないものは『燃やすごみ』」と定めており、“洗えばプラスチックゴミ(または資源)。洗わなければ燃えるゴミ”という認識が一般的なようです。 資源 ついつい「洗うの面倒くさいから燃えるゴミでいいや」と思いたくなりますが、東京都立川市では「プラスチックは貴重な資源です」とパンチラインをかましており、SDGsが普及している昨今、環境に配慮した持続可能な生き方が求められています。コバエ発生防止もそうですが、地球のためにもできるだけ納豆パックを洗うようにしたいもの。  ちなみに、東京都青梅市では、納豆のタレの袋について“燃やすゴミ”としており、納豆はゴミ出しが複雑な食材と言えそうです。  いくら「環境のため」「コバエを発生させないため」と言っても、“ぬめぬめ”がなかなか取れない納豆パックを洗うのは大変です。そこで今回は『おかめ納豆』のタカノフーズ株式会社に、納豆パックの適切な洗い方から納豆の食べ方まで、納豆に関する幅広い疑問をぶつけてみました。
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納豆パック、目からウロコ! の洗い方
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