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ふんどしマッチョ美に萌えつつ爆笑。ドラマ「逢坂くん」は今からでも必見です

 淑女の皆さんに「途中からでも絶対一度は観たほうが良い!」とおすすめしたい。そんなドラマが、ジャニーズWESTの濵田崇裕が単独初主演を務める『武士スタント逢坂くん!』(日本テレビ系、毎週月曜深夜24時59分~)。出演陣の肉体美を楽しみつつ、武士の真剣みに思わず声を出して笑う、萌えとコメディの真髄が詰まった贅沢な30分ドラマなのです。
『武士スタント逢坂くん!』

(画像:日本テレビ7月期シンドラ『武士スタント逢坂くん!』公式サイトより)

 江戸時代に春画師(ちょっとエッチな絵を描く職業)として活躍していた、武士・逢坂総司郎。禁制となった春画を描き続けていたことで処刑されてしまうのですが、落命寸前の瞬間に現代へとタイムリープ。その先は、漫画家の仕事部屋だったのです。江戸時代とは比べものにならないほど性的表現の豊かな現代の漫画に心酔し、なんと漫画家に弟子入り。アシスタントとして成長していくという物語です。色々ぶっ飛んでますよね。  7月から放送中の本作はいよいよ最終章に突入していますが、ここまで読んでくださったならもう予習は十分。今夜放送の第9話、見逃す手はありません

とつぜん現れた、亀甲縛りの武士

 2021年夏クールのドラマは「ジャニーズ祭り」といっても過言はありませんでした。中島健人(Sexy Zone)主演の『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)、重岡大毅(ジャニーズWEST)主演の『#家族募集します』、岸優太(King & Prince)が『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)に出演し“月9”初出演を果たすなど、ジャニーズ勢の活躍が目立ちまくり。  ジャニーズWESTの演技派メンバーといえば、重岡大毅や、NHK朝ドラにも出演した桐山照史のイメージが強いのですが、濵田崇裕の演技力も秀逸であることが本作で証明されました。他のメンバーがシリアスな役柄を演じる中、異彩を放つ濵田の振り切ったコメディ演技は必見です。
 バラエティ番組では水上でバク宙を成功させるほどの運動神経を持つ濵田。このドラマは、彼の美しく引き締まった肉体の亀甲縛りから始まります。出オチのような登場から一転、「全力で“まん画”に向き合う真面目な侍」という素っ頓狂な設定ですが、濵田は見事に体現。見る側にそのあり得なさを自然に受け入れさせる、説得力ある演技を披露しています。武士的なセリフまわしは、時代劇さながら。そこに、顔芸ともいえる多彩な表情で視聴者をぐんぐん物語の世界に引き込んでくれるのです。

今井隆文、森本慎太郎、長井短の演じるサブキャラも良い味

 濵田崇裕が演じる“逢坂くん”の周囲のキャラクターも、漏れなく魅力的に描かれているのも本作の魅力です。  逢坂が弟子入りする漫画・家宮上裕樹を演じる今井隆文は、ドラマ『重版出来!』、『99.9 -刑事専門弁護士-』、『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(ともにTBS系)で作品をまたいで漫画家アシスタントを演じていましたが、ついに漫画家の役に。生真面目な武士の逢坂に奇妙さと面倒くささを感じながらも、そのキャラの強さとピュアさ、漫画に対する飽くなき探究心に刺激されて、誰よりも最初に彼を受け入れます。漫画家の生態を全身で表現しており、物語に説得力をもたせているのがこの宮下といえます。
 逢坂の先輩アシスタントにあたる、森本慎太郎(SixTONES)演じる緋村清人に、長井短演じる瀬戸水緒もそれぞれ個性的。緋村清人ははじめ、尊敬する宮下がすんなり受け入れた逢坂に対してメラメラとライバル心を燃やします。しかし男同士、体と体でぶつかり合い、逢坂の武士魂に触れることで彼のよき理解者となっていくのです。  女性アシスタントの瀬戸は、男性の裸体と筋肉が好きな変わり者。冒頭から亀甲縛りの逢坂をスマホで激写し続け、常に彼の存在を面白がりながら、ツッコミをいれるいわば視聴者的ポジション。個性派・長井短の魅力を存分に感じられる変態ちっくな言動やオタク的行動も物語のエッセンスに。
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清純派ヒロインとの“恋模様”にも注目
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