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マクドナルドのアイスクリーム機「いつも故障中」問題に米政府が乗り出した

 日本ではあり得ないことですが、アメリカのマクドナルドのアイスクリームマシンは故障状態がデフォルト。  とうとう今夏、米連邦取引委員会(FTC)がマクドナルド店舗への事情聴取に踏み切ったというニュースが飛び込んできました。アイスクリームマシーンに政府機関が動くアメリカって一体……?

壊れ続けるアイス機に全米が失笑、SNSで自虐ネタに

 前述のとおり、マクドナルドのアイスクリームマシーンの故障はもう何年も前から話題になっていたアメリカ人の新常識です。  いつ行ってもソフトクリームはもちろん、クッキーなどをソフトクリームに混ぜたオリジナル製品「マックフルーリー」の注文もできないというのは “マクドナルドあるある”の一つ。
 競合ファストフードのウェンディーズがSNSでいじり、当のマクドナルドも自虐ギャクとしてツイート。また、どのマクドナルドのアイスクリームマシーンが壊れているかを教えてくれる「McBroken」というアプリまで開発されていました。  訪れるたびに「またマシーンが壊れています」と言われ続けるファンの失望は深いようで、少なくはありますが、中にはネット上で署名を集めて問題解決を求めるファンも存在するとか。怒りや呆れを通り越しSNSやテレビでは笑いのネタにされていたようです。
ネットで署名を集めたものの23人しか集まっていないようです(画像:change.orgより)

ネットで署名を集めたものの23人しか集まっていないようです(画像:change.orgより)

 しかし、このマシーンを使った商品の売上は同チェーン全体のデザート売上の約60%を占めるというから、フランチャイズ店オーナーたちにとって “マシーン故障の常態化” は死活問題。シャレにならない事態として、不満が高まっていたようです。

アメリカ政府機関が原因究明に乗り出した

 そんな中、原因究明に乗り出したのが、他でもない政府機関の米連邦取引委員会(FTC)。詐欺や不正から消費者を保護する機関がマクドナルドのフランチャイズ店オーナーたちに書面を送り、調査を始めたことで大きなニュースになりました。  このニュースを受け同チェーンは、『トゥデイ Today』他各メディアに送った声明で次のように書いています。 「私たちは、食品の品質と安全を高い水準で維持することほど重要なことはないと考えています。そのために安全なソリューションを確実に提供できる、十分に吟味されたサプライヤーと協力しています」  どうやらこのアイスクリームマシーン問題はマクドナルド本体にではなく、マシン自体とサプライヤーを選ぶ基準に焦点があてられているようです。
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メーカーの権利争いも…
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