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地元ミスコン優勝しても実態は“無給のホステス”

毎年、大学や企業主催のコンテストなどさまざまな場所で誕生しているミスたち。コンテスト優勝者からアナウンサーや売れっ子モデルが輩出される一方で、人知れずひっそりと野に下った元ミスたちがいる。スポットライトから外れた彼女たちは今、どうしているのか? ミスコンで人生をこじらせた美女に、密着!

賞金10万円で接待要員。1年でポイ捨てされた元ミス



ミスコン「ミスを受賞したからって、いいことなんて何もないですよ。むしろ悪いことばかりで……」と、愚痴をこぼすのは西野佳代さん(仮名・27歳)。8年前に地元・中国地方の某都市のミスに選ばれたが、「賞金10万円だけで、活動はずっと無給でした」という。その活動内容も、地元商工会議所の飲み会の接待係ばかりだった。

「地元の名士らしいおっさんのセクハラも多くて、本当は怒鳴りつけたかったけど、一応ミスだから上品でいなくちゃいけない。これじゃホステスと一緒で、完全に“名ばかりミス”です。交通安全週間のときには旗を持って横断歩道に立ったりしたのですが、小学生にバカにされて、何が悲しくて朝早くからこんな思いをしなきゃいけないんだろうと……」

 唯一の華やかな仕事は、ブライダルモデルの撮影ぐらいだった。一時は東京進出も考えたというが、そう簡単に進出できるわけもない。

 名ばかりミスに相応しく、活動終了後は主催者側からのフォローもなく、ただの一般人に逆戻り。

「体のいいポイ捨てですよね。私は学生だったからまだマシでしたけど、もう一人の同期のミスは20代後半で無職だったから、ツブシが利かなくて大変みたいでした」

 さらに、ミス期間を終えても、デメリットはあった。

「もう8年前の話なのに、いまだにミスコンのことばかり言われます。今は看護師なんですけど、周りには『外見だけで仕事ができない』とか言われますから。仕事が忙しくて、つい患者さんに素っ気ない対応をしちゃったら、年配の女性患者が『元ミスだからお高くとまっている。担当を代えてほしい』なんて、苦情を言うんですよ」

 同性受けが悪いのは理解できるにしても、意外なことに、男性にもモテないのだという。

「もう6年も彼氏がいません(苦笑)。人づてに聞いたのですが、『元ミスだから敷居が高い』とか勝手に思われているらしくて。ミスになって以来、自分の周りから、どんどん人がいなくなっている気がします」

 田舎という小さなコミュニティでは、元ミスの称号も単なる重荷でしかないようだ。 <PHOTO/Adisa>

― 元ミスコン美女の悲しき末路【1】 ―




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