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元記者がヘンリー王子への“過激な取材”を謝罪、盗聴や監視までしていた

 イギリスの公共放送BBCのドキュメンタリー番組が波紋を呼んでいる。英王室とメディアの関係について取り上げたこの番組では、複数の関係者が英王室について証言、「ヘンリー王子の元恋人を監視していた」というショッキングな事実も明かされた。放送後、英王室は番組を批判する異例の声明を発表した。

ヘンリー王子の10代の時間を奪ってしまった

Bangshowbiz20211125

ヘンリー王子

 今月22日(現地時間)、BBCのドキュメンタリー番組『ザ・プリンスズ・アンド・ザ・プレス』の第一回目が放送された。  今回の放送では、私立探偵のガヴィン・バロウズ氏が登場。バロウズ氏はかつて、盗聴スキャンダルで廃刊した大手タブロイド紙『ニューズ・オブ・ザ・ワールド』に雇われていたという人物だ。 「私は、彼の10代の時間を奪ってしまった人間の一人」  このように語り、ヘンリー王子に謝罪したバロウズ氏。2000年頃、メディアの注目を一身に集めていたヘンリー王子を標的にして、しつこく追いかけ回し、10代だった王子の大切な時間を奪ってしまったと認めた。

王子の恋人も監視していた

 バロウズ氏によると、その当時、母ダイアナ妃と同じくらい目立っていたヘンリー王子は「新たなダイアナ」と称され、メディアの取材合戦が過熱。当時、王子と交際していたチェルシー・デービーさんの電話が盗聴されるほどだったという。 「たくさんのボイスメール(留守電)がハッキングされました。彼女の電話やほかの通信手段は、どれもこれも監視されていました。彼女は、ヘンリー王子に会いに行く時、自分の友人に自慢していました」  そのほか、彼女の病歴や恋愛遍歴、学歴などもマスコミの関心事だったと明かしている。  かつて薬物や欲望にまみれた生活を送っていたというバロウズ氏は、ヘンリー王子への行き過ぎた取材を振り返り、「ひどいことをした。本当に申し訳なかった」と謝罪の言葉を口にした。一方で、「当時のマスコミには、モラルなどまるでなく、冷酷な文化が存在していた」とも語り、メディアの体質を批判した。
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英王室が異例コメント声明
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