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「ピラティス」が心と体の不調に効く理由。肩こり、落ち込みまでスッキリ!

 長引く自粛生活や、働き方・ライフスタイルの変化によって、体調面や心の不調を感じる人が増えています。それもあってか、「今まで以上に自分の心身と向き合うようになった」という声もよく耳にします。
ビジネス・悩む女性

写真はイメージです

「身体を動かしてスッキリしたい」「気分をリフレッシュさせたい」などの理由から、仕事の合間にジムに通い始めたり、ヨガをしてみたり。また、ここ最近では、モデルや韓国アイドルのSNSを見て、「ピラティス」に興味を持ち始めた人もいるようです。なんとこのピラティス、体だけでなく心も元気にしてくれる効果が期待できるというから驚きです。  そこで今回は、ヨガインストラクターでもある筆者が、ピラティススタジオを取材してレッスンを体験。「zen place pilates(ゼンプレイスピラティス)」田町スタジオでインストラクターを務めるAkitoさんに、そもそもピラティスって? という疑問から、今ピラティスがいいとされる理由までお話を聞いてきました。

負傷した兵士の「リハビリ」から始まったピラティス

ピラティス

Akitoさん(左)と筆者(右)

――ピラティスとはそもそも、どのようなものなのでしょうか? Akitoさん(以下、Akito)「“ピラティス”というのは、考案者であるジョセフ・ピラティスという人の名前から名付けられた、エクササイズ・メソッドです。  1880年代、ドイツに生まれたジョセフ・ピラティス氏は、幼いころとても病弱でした。ですが、父親が体操選手、母親が自然療法家だったこともあり、身体に関する知識が豊富な環境で育つことができたんです。そこでまずヨガに出会い、ほかにも様々なトレーニングに取り組むことで病気を克服したんですね。その経験から運動療法に興味を持ち、独自で研究したものがピラティスの始まりなんです」
ピラティス

ピラティスの考案者、ジョセフ・ピラティス氏。右はなんと82歳の頃だそう

――ほかの運動やエクササイズとはどう違いますか? Akito「ピラティスは、リハビリから始まっているんです。ジョセフ・ピラティスは第一次世界大戦中、負傷したイギリス軍の兵士たちにベッドを改良した“マシンピラティス”を用いたリハビリ指導をしました。身体の強化や全身の機能を改善するエクササイズをおこなったのです。  また、彼はヨガを通して『身体と心はつながっている』ことも知っていました。だから寝たきりの治療ではなく、動かせるところは全部動かすという考えのもと、ピラティスをメンタルの不調の改善にも役立てていたんです。  ピラティスは、単に運動やエクササイズというものではなく、全身の機能に影響を及ぼす神経系や免疫系システムにも効果を発揮するんですよ」

免疫力を高めるには「背骨の動き」が大事!

――免疫力を高めるって、まさに今の私たちの暮らしに求められるものでもありますね。ピラティスのどういう動きが、神経系や免疫系システムに効果的なのでしょう? Akito「背骨の動きが大事です。背骨が姿勢を作っているので、この軸がしっかりすることで見た目の変化も起こるのですが、実は脳の状態との関係も大きいんです。  私たちの身体は、脳から神経が出ているんですが、そのすべてが背骨を通っています。なので、背骨のバランスがよくなると、神経がしっかりと働きやすくなるんです。自律神経のバランスも背骨のポジションで変わってきます。あとは、内臓も背骨にぶら下がるようにしてついているので、その位置がよくなってくると、免疫システムやホルモンバランスも改善されます」  このように、身体の内側から変えていくのがピラティスなのだとAkitoさん。
ピラティス

スタジオには背骨や骨について説明するための骨格標本が

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記事を読みながらやってみよう! その場でできる「呼吸法」
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