オートミールで簡単!グラノーラの作り方。グルテンフリーでおいしくヘルシー
グルテンフリーや卵・乳製品フリーのレシピと聞くと「難しそう!」と思う方も多いのでは? 『穂高養生園が考えるやさしいおやつ』(世界文化社刊)は、そんな先入観を吹き飛ばしてくれます。
粉類と油分や水分をそれぞれぐるぐるっと混ぜて、最後に一緒に混ぜ、あとは焼くだけ。通常のお菓子より、コツいらずで完成するおやつのレシピが集められているのです。
小麦アレルギー、体の不調、ダイエットなど、さまざまな理由で小麦や卵、乳製品を避けている人たちへ向け、「やさしいおやつ」のレシピを集めた同書。著者の鈴木愛さんは、「お菓子を作るときにいつも大切にしていることは、 素材のおいしさを生かすために、なるべくシンプルに、揃えやすい材料で、手軽に作れることです」と語ります。
今回はこの本の中から、グラノーラの作り方をご紹介します(以下、『穂高養生園が考えるやさしいおやつ』より抜粋)。
朝食にもおやつにも便利なグラノーラもグルテンフリーで作れます。
オートミールをメインに米粉や片栗粉、ナッツ類とともに香ばしく焼き上げました。
カランツは焦げやすいので余熱で火を通します。
(編集部注 カランツは種子のない小粒のぶどうから作られたレーズンの一種。入手しにくければレーズンでも代用可)
【材料】(作りやすい量)
A │ オートミール…100g
│ 米粉…30g
│ 片栗粉…10g │ てんさい糖…25g
│ 好みのナッツ(アーモンド、くるみ、カシューナッツ、パンプキンシードなど)…合わせて50g
B │ メープルシロップ…大さじ3
│ 植物油…30g
│ 豆乳…20ml
カランツ…30g
【準備】
天板にオーブンシートを敷く。
オーブンを160℃に予熱する。
ナッツ類はパンプキンシードなどの小さいもの意外は粗く刻む。
【作り方】
1. ボウルにAを入れ、ゴムべらで均一に混ぜる。別のボウルにBを入れ、泡立て器でよく混ぜて乳化させる。
2. AのボウルにBを加え、ゴムべらで粉っぽさがなるまでよく混ぜる。
3. オーブンシートに広げて160℃のオーブンで15分焼く。
4. 天板を取り出し、へらで全体に裏返す。ところどころかたまりが残る程度にほぐし、160℃のオーブンで15~20分、表面がカリッとするまで焼く。
*しっとりとした部分があっても大丈夫。
5. 再び天板を取り出し、カランツを広げのせる。へらで全体を返してそのまま余熱で全体をカリッとさせる。
【鈴木 愛】
映画やCMなどの衣装の仕事を経て食の世界へ。都内自然食レストランや和食店で調理を学ぶ。2010年から安曇野に移住し、ホリスティックリトリート穂高養生園に勤務。自然に根ざした野菜の調理法を学び、季節をベースとした食と体の結びつきを深く意識する。著書に『なんとなく不調をととのえるスープ』(世界文化社)がある。
【ホリスティック リトリート 穂高養生園】
信州・安曇野の森の中にあるリトリート宿泊施設。マクロビオティックをベースにしたやさしい食事、原生林散歩による適度な運動、ヨーガや睡眠・温泉入浴による深いリラックスによって、本来、誰にでも備わっている自然治癒力を高めることを目的としている。
<文/女子SPA!編集部>

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グラノーラ レシピ


