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“キスされた女優”にわいせつ容疑!? やっと無罪になった、インドの仰天裁判

“ボリウッド”と呼ばれるインド映画界の人気女優シルパー・シェッティー(46)に、ついに無罪の判決が下された。15年前、インド国内で行われたイベントに参加したシルパーは、ステージ上で米大物俳優からキスされたことで、大きな反感を買うことに。各地で抗議運動が起きたほか、米俳優に逮捕状が発行され、シルパーが「わいせつ」罪などに問われる事態に発展していた。

人前で男女がキスするのは「インドの価値観に反する」

Bangshowbiz20220128

シルパー・シェッティー

 2007年にデリーで開催されたエイズに関する意識向上イベントに参加したシルパー。同じくイベントに参加していた米ハリウッドスターのリチャード・ギアに、ステージ上で抱擁され、頬に数回キスされた。  貞淑さが重んじられ、公衆の場で男女が絡み合うことへの反発が根強いインドにおいて、シルパーとリチャードの行動は一部の人々の大きな怒りを買った。2人の行動がインドの価値観に反すると考えたヒンズー教の過激派が、リチャードを模した人形を燃やすなど、過激な抗議運動も行われた。  その後、渦中のリチャードに逮捕状が発行されたものの、インドの最高裁の決定により、逮捕状は無効となった。  けれども、シルパーをめぐっては、キスされた際に「抵抗しなかった」として、わいせつ容疑がかけられたままの状態になっていた。  しかし、ここにきて、その容疑がついに晴れることに。先週、ムンバイの裁判所は、これらの容疑は「根拠がない」として無罪と判断。シルパーは「望んでいなかった性的行為の犠牲者である」と結論づけた。

『Shall we Dance?』のワンシーンを再現しようとした

 リチャードは逮捕状が出された段階で、公式に謝罪。「キスが、HIVに感染する危険性のない行為であることを示したかったのです」と釈明し、「インドの友人たちを傷つけようという意図は全くありませんでした」とする声明を発表した。また、自身が主演した映画『Shall we Dance?』(2004年)のワンシーンを再現したものだったとも説明していた。  一方のシルパーも、「リチャードは『Shall we Dance?』のポーズを取って、人々を楽しませようとしていただけ。ただ私は、彼がそれをやろうとしていることに気が付いていなかったから、いきなりでビックリした」と話していた。  さらに、「インド国民の大半は大げさに捉えていない。一部の過激な人々が、自分やリチャードを利用して、騒動を大きくしようとしているだけ」と非難するコメントも発表。ただ、このキス騒動が起きた2007年には、自身の新作が控えていたため、「騒動が良いプロモーションになったとも思う」と発言していた。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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