米人気女優、酒に溺れた子ども時代を告白「7歳のときに泥酔して…」
ラブコメディなど数々の映画で活躍する売れっ子女優のセルマ・ブレア(49)。2018年には難病の「多発性硬化症」を患っていることを公表し、仕事を続けながら、闘病のリアルな様子を伝えてきた。そんなブレアがこのたび自伝を出版し、幼い時に飲酒を始め、長い間アルコール依存症だったことを明かした。
今月、自伝『ミーン・ベイビー』を出版するセルマ。このたび米ピープル誌の最新号に登場し、インタビューのなかで衝撃的な子供時代を明かした。
「子どものとき、アルコール依存症じゃなかったら、私は生き抜くことはできなかったかもしれない」
「だから、それ(飲酒)は多くの人々にとって問題になるのね。最初は本当に癒してくれるし、すごくホットさせてくれる。私にとっても、最初の2,3年はそうだったかもしれない。私はとても幼い時に飲み始めたの。それは癒しであり、悩みや問題に対処するためのものだった」
セルマの自伝『ミーン・ベイビー』の中には、幼いころにお酒を口にするようになったきっかけについて、詳細に記されている。
「最初に酔っぱらったのは、思いがけないことだった。私は幼いころから(ユダヤ教の行事である)『過ぎ越しの祭り』が好きだった。それで(ユダヤ教の戒律に従った)コーシャワインを少しずつ飲むようになったの。(ユダヤ教の人々が特別な食事を囲む)セデルでは、飲むことを許されていたから。ちょっと飲んでみると、私のなかに光が満ち溢れ、神の温かさで満たされるようになった」
ユダヤ教の家庭出身のセルマは、幼いときに宗教行事でワインを口にするようになったと明かしたうえで、初めて泥酔したときの経験についても綴っている。
お酒を飲まなければ、生き抜けなかったかもしれない
幼い頃にお酒を飲み始めた意外なきっかけ
「私が7歳だったとき。コーシャワインが飲み放題で、私がどれだけ飲んでいるか誰も見ていなかった。そこで私は理解した。この感情は神ではなく、発酵によるものであると。そしてこう思った。『これにはすごくがっかり。でも、神の温かさを、このボトルから得ることができるなんて。神に感謝』」 「その夜、私はひどく酔っぱらった。結局、私は姉ケイティのベッドで一緒に寝かされた。翌朝になると、私がどうしてそこにいるのか思い出せなかった」 その後、泥酔するようなことはなかったものの、アルコールに依存するようになり、不安にさいなまれるたびに飲酒するようになったそうだ。
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