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気前がよすぎる男に要注意。カード地獄にハマっているかも…

世界的に有名なビジネス書作家、ブライアン・トレーシーは言った。「成功者の家にはたいてい大きな本棚があり、貧しい人の家にはたいてい大きなテレビがある」。男でも女でも、相手の部屋を見て「この人、大丈夫か?」と思うことってあるもの。そこで、人生でハデにつまずいた30~40代男性のお部屋を訪問、どんなモノがあるのかウォッチしてみた。

クレジットカードは15枚。断れずラッセンの絵まで買っちゃった



●森祐樹さん(仮名)43歳・無職のケース

 人付き合いは重要だが、度が過ぎればただのお人好しだ。森さんは知人からの甘い誘いを断り切れず、しまいには借金が返せなくなって個人再生(借金の処理方法のひとつ)に追い込まれてしまったという。

 現在、実家暮らしの森さんは、恥ずかしそうに1枚の証明書を取り出し、見せてくれた。

「当時勤めていた旅行会社に、画家のクリスチャン・ラッセンが好きな先輩がいたんです。仕事がデキて、美人な彼女を連れていたので僕の憧れでした。その先輩に『ラッセンの絵を買いに行くから一緒に行こう』と誘われたんです」

 一枚70万円もする絵を現金で買う先輩を、森さんは羨望の眼差しで見ていたという。

「月給20万円程度だった僕には、とても買える金額ではありません。そんな僕に先輩が絵を勧めてきたんです。最初は断ったんですよ。でも、先輩の押しに負けてしまって。それに同じものを買えば『先輩のようになれるかも』と思って」

 その高価な“イルカの絵”は今、行方知れず。当然、先輩のようなデキる男になれるはずもなかった。その後も、先輩や知人との「付き合い」で、森さんの生活はより貧窮していくことになる。

気前がよすぎる男に要注意。カード地獄にハマっているかも…「嫌われたくなかったから、断れませんでした。毎回、何軒も飲み歩いていたので、いつもキャッシングのお世話になっていました。そしてカードの返済金を消費者金融で借りるという、まさに自転車操業。完全に火の車でした」

 作ったクレジットカードの総数は、なんと15枚!

「周囲からカッコよく見られたかったから、ミエを張って10万円のスーツなども買っていましたね。知らぬ間に借金は500万円に膨らんで、どこも貸してくれなくなった。で、個人再生するしかなくて」

 今は会社も辞めて、日雇いバイトに精を出す毎日だ。

 ハタから見て、それほど高収入とは思えないのに、バンバンおごってくれて気前がいい男性には要注意。ミエを張っているだけで、実はクレジットカードで自転車操業をしている人は少なくないのだ。


<森さんの部屋にあったもの>

・40インチ液晶テレビ…狭い部屋に似つかわしくない40型のテレビが印象的。「別に部屋に呼ぶ友達もいないけど、カッコつけたいんです」

・今は亡き本田美奈子のポスター…デビュー当時からのファンでファンクラブにも加入

・何十年も使い続けているコンポ…「僕ってaiwaみたいですよね」と苦笑い

・クリスチャン・ラッセンの絵の証明書…現在、絵は行方不明

・スーツやコートがたくさん…ミエを張って購入した10万円のスーツなど

― [人生でハデに転んだ男]のお部屋を訪問【6】 ―




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