夫の不倫相手から電話「おばさん早く別れて!」妻が復讐した“禁断の方法”とは…
夫の不貞行為は離婚の十分な理由になりますが、子供がいることで再構築を選ぶ女性もいます。それで夫婦関係が改善されるならいいですが、実際には破綻(はたん)したままというケースも。その場合、女性には精神的に大きな負担を強いることになります。
「もう10数年前のことですが、子供が2歳を過ぎたころから夫の行動に不審な点が目立つようになりました。それまで夜7~8時台には帰ってきたのに残業と称して帰宅が深夜になったり、泊まりの出張で家を空けることも増えました。
異動になったとは聞いていませんでしたし、入浴時も携帯電話をお風呂場に持っていくようなったんです。これで怪しまないほうが変ですよ」
当時のことをそう振り返るのは、保険会社で働く田口菜摘さん(仮名・45歳)。深夜に携帯電話をこっそり見ようとしたらロックがかかっていましたが、彼の誕生日を打ち込むとパスワードはあっさり解除。すると、浮気相手とのラブメールが山のようにあり、キス画像などもフォルダに何枚も保存されていたといいます。
「不安が最悪の形で的中しましたが妊娠を機に仕事を辞めていたため、シングルマザーの道を選ぶのは迷いがありました。それで離婚に踏み切れず、しばらく様子を見ることにしたんです」
でも、このときは夫婦関係が一気に崩れてしまうことを恐れ、夫には不倫の事実をつかんだことは言いわなかったとか。それでも新婚時代のように積極的に話しかけ、食事にも彼の好物を入れたり、家の中でも身なりをキレイにするなど夫から再び自分に振り向いてもらえるように努力したそうです。
そんな妻の変化に彼も少しずつ歩み寄りを見せましたが相変わらず“残業”や“出張”も多く、不倫相手との関係は続いていました。あくまで夫の良心に賭け、自ら関係を清算してくれることを望みましたが、ある日なんと彼の不倫相手から直接電話。自ら関係を暴露しただけではなく「おばさん、早く別れて!」と言われてしまいます。
もはや自浄作用に期待するのは難しいと判断。しかし、こちらから不倫の事実を突きつける前に夫から離婚を迫られます。
「彼女が電話してきたことは知らなかったようなので事実は伏せましたが、試しに『他に女でもいるの?』と尋ねたら全力で否定。それどころか『そうやって疑うところが嫌なんだよ!』って。
そもそも彼を疑うような言動は恋人時代からしないように意識的に避けていたし、不倫がバレてないと思ったのか逆ギレする様子に怒りを通り越して呆(あき)れてしまいました」
夫の携帯電話を見たら不倫の証拠だらけ
夫の不倫相手から電話「おばさん、早く別れて!」

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