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年間150億円を売り上げるシングルマザー社長が語る子育て論「子供を“かわいそう”だと思わないように」

岐阜県にある「ARTISTIC&CO. GLOBAL」の代表を務め、設立からわずか2年で年商150億円を達成した女性経営者の金松月(きん しょうげつ)さん。彼女は多忙な実業家でありながら、前夫との間にもうけた現在16歳の娘さんを育てるシングルマザーでもあります。「仕事は空気」というほど仕事に邁進してきた金さんがどのような子育てをしてきたのか、今回は母親としての一面にフォーカスを当て、お話をうかがいました。 【インタビュー第1回】⇒2年で年商150億を達成した女性経営者の生き方「借金して日本に留学しました」 【インタビュー第2回】⇒2年で年商150億円を達成した女性が語る仕事論「“無理”と言われても諦めない」

学童保育をフル活用

2年で年商150億円を達成した女性経営者の金松月

2年で年商150億円を達成した女性経営者の金松月さん

――お子さんが小さかった頃も、お仕事はバリバリされていたとのことですが、お子さんはどこかに預けていたのですか? 金松月さん(以下、金)「学童保育はフル活用していました。他にも1時間単位で預けられるところにもお世話になっていました。私の場合はパートタイムではなく24時間、仕事が入る可能性があるので、そういう場所は使い倒している状態です。でも預け先が見つからない時もありました。小学生の女の子を夜ひとりでお留守番させるのは心配ですし、そんな時は仕事場に連れて行くこともありました。以前は司法関係の通訳もしていたので、仕事現場のロビーに預けさせてもらったこともあります。 仕事は急な依頼が入ることもありましたが、物理的に無理じゃなければ断らない方針でした。『子供がいるからできません』よりは、『今日はどうしても子供を預けるところがないので連れて行ってもいいですか』とお伺いをたてました。もちろん相手に迷惑をかけることになるのでは?と悩むこともありましたが、そんな余裕もなかったですし、子供も割とわがまま言わずに協力してくれて、周りの方々に温かく見守っていただきました。 3年前くらいまでは今の会社にもよく連れてきていました。当時はまだ少人数でほぼ全員が女性で、みんなの顔を知っています。ランチもカラオケもみんなと一緒に行ったりしていました(笑)。私ひとりではなく、まわりに育ててもらったという感覚は大きいです。子供にとってその時間は、私以外の“他の大人と触れ合う時間”としてとても勉強にもなっていると思います」

タクシーもよく使った

タクシー

写真はイメージ(以下同じ)

――お子さんの習い事や塾はどうしていたのですか? 「私が幼い頃に経済的に恵まれていなかったこともあり、子供に『仕事で送迎が難しいから』『経済的に難しいから』という理由で塾や習い事ができない、ということは避けたいと思っていました。だから塾やピアノにスイミング、習字、英会話など、習い事はたくさんさせていました。子供が興味を持ったことを好きにやらせるためには、パートタイムのお給料では難しかったので、不自由をさせないためにもがむしゃらに働きました」 ――送り迎えはどうしていたのですか? 「タクシーを本当によく使いました。色々なタクシー会社には、『子育てタクシー』というサービスがあります。それはいつも行く自宅や塾などの場所を登録すると、子供でもひとりで乗せてくれるというサービスなのです。今は分かりませんが、当時はお金を持っていなくても、後払いできるシステムもありました。仕事のすべてがタクシー代よりも効率良く稼げる訳ではありませんでした。とは言え、目の前のお金以上に大切なことのためにはやむを得ないので、タクシーはよく使いましたね」
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子供を「かわいそう」と思わないようにしていた
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