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新発見!あの「味噌汁の具」で、お肌が若返る【実験で判明】

 毎朝、澱のように積もった疲れをひきずりながら体を起こし、鏡にワタシの顔を映してみれば、ハリもなければつやもない。くすんだ肌をファンデーションでごまかして、なんとか今日も1日乗り切ろう……なんて日々を過ごしている方に朗報です!

 オルニチン研究会が行った試験によると、なんでも、「オルニチン」を含む食品を寝る前に摂ると、肌の弾力やかくれシミなどの肌質改善に効果があることが判明!

 ……と言われても、オルニチンって何よ? っていう人も多いと思います。そこでオルニチンとその効果について、協和発酵バイオ・ヘルスケア商品開発センターの西村明仁さんに話を伺いました。

シジミに含まれるオルニチンのパワー



新発見!あの「味噌汁の具」で、お肌が若返る【実験で判明】「内臓や血管、筋肉など、私たちの体の約20%がたんぱく質=アミノ酸でできています(60%が水分)。オルニチンはそのアミノ酸の一種で、血液や臓器に溶けた状態で存在しながら、重要な働きをしています。例えば、肝臓には、疲労物質の一つと言われているアンモニアなどの有害な物質を解毒化するという大切な回路がありますが、これを働かせているのがオルニチンなんです」

 オルニチンを含む食品はというと、シジミやヒラメ、チーズなど。「飲んだ翌朝にはシジミ汁がいい」と言われるのも、シジミに含まれるオルニチンが、飲酒で弱った肝臓をケアしてくれるから。ドイツなどではオルニチンは肝臓のお薬としても使われているそうです。

寝ている間に成長ホルモンが



 でも、どうして、肝臓にいいオルニチンが肌質の改善に関係するのでしょうか。

「オルニチンのサプリメントを飲んだ方のアンケートを見ると、当初、想像していた『疲労回復』という体感以上に、『肌がきれいになった』という声がたくさん寄せられたんです。これはなぜだ? というところから調査をスタートさせたわけです。その中で、25~40歳の日本人女性を対象に試験を行ったところ、寝る前にオルニチンを飲んだ被験者19人は、自身の体感的にも、弾性を調べる装置や画像解析の客観試験でも肌質が改善。オルニチンが肌質の改善効果をもたらす事が、科学的にも明らかとなりました。また別の研究では、オルニチンが睡眠中の成長ホルモンの分泌を促進させていることがわかったのです」

⇒【グラフ】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=119940

肌の粘弾性(上腕部)~キュートメーター[肌の粘弾性]~

8週間毎日オルニチンを摂取した19名、プラセボ(オルニチンの入ってない試薬)を摂取した20名の試験結果。オルニチンで肌の弾力(ハリ)が改善している


かくれじみ~VISIA[顔の肌質の画像解析]~

同じく、オルチニンで「かくれじみ」も改善

「寝る子は育つ」と言うように、睡眠中に分泌される成長ホルモンは、骨や筋肉の成長を促します。しかし、それだけでなく、成長ホルモンは体組織の修復や再生、免疫力の向上など、大人にとっても大切な役割を担っています。

「寝る前にオルニチンを摂ることによって、成長ホルモンが分泌され、コラーゲンの合成や肌のターンオーバーが促進される。こういうメカニズムで、肌質が改善されると考えられます」

シジミ 1日の中で、成長ホルモンが分泌されるのは、就寝から2~3時間後。「肌のゴールデンタイムは夜11時~午前3時」と言われるのもそのためです。しかし、成長ホルモンの分泌は、悲しいかな10代後半~20代をピークに下がる一方。寝る前にオルニチンを摂ることで、「加齢とともに減少する成長ホルモン分泌のスイッチを押す」(西村氏)ことになるわけです。

 また、成長ホルモンには、脂肪の分解を促すスイッチを押す機能もあるそうで、脂肪の燃焼が促され代謝が上がる=太りにくい身体になる可能性も期待できるのかも!?

 しかも、オルニチンの肌への効果は、それだけではないようで……。

協和発酵バイオ 西村さん

協和発酵バイオの西村さん

「オルニチンによって肝機能が改善されると、肝臓で作られ、紫外線からの肌のダメージを防いでくれる抗酸化物質が作られやすい体になると期待されます。成長ホルモンの分泌促進と合わせて、オルニチンが複合的に肌質改善にかかわっているのではないかと推測しています」

 肌と体の疲れに密接にかかわる肝臓と、健康と若さを保つために重要な成長ホルモンの両方に働きかけるのがオルニチン。このマルチな働きっぷりは、健やかな体で日々を重ねて行きたい、という女性の強い味方になってくれそうです。

◆オルニチン研究会 http://ornithine.jp/lp/

<TEXT/鈴木靖子>




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