バイクを運転する高齢母(70歳)、泥とアザだらけで帰宅。理由を聞いてア然
度々ニュースで報じられる高齢者ドライバーによる事故。自分はまだまだ大丈夫と思っていても、事故を起こしてからでは遅いですよね。
今回お話を聞いた坂本彩さん(41歳・パート)の母親は70歳。元気で、高齢をものともせずに原付バイクに乗っていましたが、とんでもない出来事を起こします。
「もともと不注意で危なっかしい母なので、原付バイクを運転する時は『気を付けてね』とは言っていました。わたしが車の運転をしていても、高齢の方のバイクや自転車の運転は、急に飛び出してきたりと怖いことがたくさんあるので気になっていました」
そんなある日、ビックリ仰天な事件が起こります。
いつもより母の帰りが遅いなと思って待っていた坂本さん。日暮れも早くなった秋の夕方、心配して待っていると、泥だらけになった母が帰宅したのです。
いったいどうしたのか理由を聞くと、誇らしげにこう語ったそうです。
「急いで帰ろうと思ってバイクをかっ飛ばしたら、ガードレールがない、ゆるいカーブの道をまっすぐ突っ走って畑に落っこちたのよ~。すごい音がして近所の人が出てきて、救急車呼びましょうかって言われたんだけど、『大丈夫です!』て言って泥だらけのバイクを自分で道に持ち上げ、道によじ登って、バイクに乗って帰ってきたのよ!!!」
母の話を聞いた坂本さんはア然とします。
「1メートルくらい下が畑になっている田舎道を、バイクで突っ走って、畑にダイブして落ちたということ。一歩間違えれば、命にかかわるような危険な事故なのに、得意げにあっけらかんと話すんです。少し寒くなった時期だったので長袖、長ズボンでしたが、よく見たら足はアザだらけでした。バイクもハンドルが曲がっていて、よくこれで帰ってきたなと思い、冷や汗が出ました」
高齢の母が、原付バイクで危険運転
まさかの「畑にダイブ」した母

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