彼氏が食事デートで「ソファー席に座らせてくれない」理由が斜め上すぎてドン引き
「デートのときに、どうしてソファー席を譲ってくれないことがあるのか疑問だったんですが、彼の口から理由を聞いてびっくりしました。気づかないうちに見下されていたことに傷つきましたね」
半年前の恋愛をそう振り返るのは、平野陽子さん(仮名・30歳)。陽子さんは男らしい性格の良介さん(仮名・32歳)に惹かれ、交際するも、ある出来事をきっかけに「完全に冷めた」といいます。いったい何があったのでしょうか。
「今って、彼女に甘々な子犬系彼氏がカップル系のYouTubeとかで人気ですよね。でも、私は俺についてこいタイプの昭和男子が好きなんです」
陽子さんがそう思うのは、束縛が激しい子犬系彼氏と付き合ってうんざりしたことがあったから。常に一緒にいたがったり、連絡が少しできないだけで「寂しい」「会いたい」と、何通もLINEが送られてきたりする恋愛に嫌気がさしたため、次はどっしりと構えた男らしい男性と付き合いたいと思うようになりました。
そんなとき、マッチングアプリで出会ったのが、2歳上の良介さん。2人は、好きな漫画が同じだったことから意気投合。2回ほどデートを重ねた末、交際することになりました。
「今までの彼氏は何か問題が起きたら、一緒に考えようというスタンスでしたが、彼は『俺に任せろ』という感じで、そこがかっこよかったです。よく『黙って俺についてくればいいよ』って言われました。嫌な気持ちにはなりませんでしたね。むしろ、男らしくて素敵だなと思っていました」
しかし、交際から3ヶ月ほど経つと、男らしいというよりも亭主関白な一面が目立つように……。
例えば、回転寿司屋に行ったときはお茶や水を入れない陽子さんを見て「そういうのは女性がやることじゃない?」と指摘されたり。さらにレストランで食事を楽しんでいたときには、自分の手元にソースがあるのにも関わらず、「かけてくれないの?」と不機嫌になられることもありました。
そして、陽子さんが一番疑問に思っていたのは、ソファー席を譲ってくれるときと、そうでないときがあったこと。
「いつも、どこに座るかは彼が決めていたのですが、ソファー席があると、率先して自分がそっちに座ることもあれば、私に『こっちに座りなよ』と譲ってくれることもあったので、なんで毎回バラバラなんだろうって思っていました」
そうした不満が積み重なり、陽子さんは別れを決意。別れ話を切り出す時、ずっと疑問だったソファー席の謎を聞いてみることにしました。
“昭和男子”だった彼にキュン
デートの度に垣間見る亭主関白な一面

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