“つらい”恋愛ばかりしてしまう人の共通点。サクッと抜け出すカギは幼少期にあり
恋愛は人生をバラ色に見せてくれる時もある反面、ストレスの要因にもなります。なぜか恋愛がうまくいかない、つらい恋愛になりやすいという自覚がある方もいるかもしれません。
親子関係心理学の専門家で、コーチングやコンサルティングをしている三凛さとしさんによると、つらい恋愛にハマる人には、子どもの頃の親子関係に問題があるのだそう。著書『親子の法則人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』でも、人格形成における親の影響力を説いています。
そこで三凛さんに、子ども時代の闇を癒やし、つらい恋愛にハマらないコツを聞いてみました。
相手からないがしろにされているような感覚があると、恋愛がつらく感じますよね。この感覚が「幼少期の親子関係」につながっているのだとか。どんなことが起こると、つらい恋愛にハマる傾向が出てくるのでしょうか。
「つらい恋愛にハマる人の要因は、親子関係に起因されていることが多いです。話を聞いてもらえなかった、かまってもらえなかったなど、親にないがしろにされた経験を引きずっていて、今起きている現象に投影してしまうと考えられます」
虐待やネグレクトといった痛ましい経験はもちろんですが、親がたまたま忙しい時に一瞬話を聞いてくれなかった、といったちょっとした対応でも、その時の自分が傷ついてしまうと、無意識の中にもその傷は残ってしまうのだそう。
「例えば、今付き合っている彼が『気持ちを分かってくれないから愛されていない』と悩んでいる人がいたとします。実際、他人が自分の気持ちを完全に理解するのは難しく、気持ちを分かることが、愛情の度合いを表すわけでもありません。
でも、子どもの頃に親に気持ちを分かってもらえなかった、といったつらい気持ちを経験すると『気持ちを分かってもらえない=愛されていない』と考えてしまうんですね」
つまり、つらい恋愛は自分自身の中にある意識が、つらくしてしまっているかもしれないのです。
恋愛で感じる「つらい」は、幼少期の経験が要因
