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低収入の“ヒモ男”と結婚。彼が収入UPしたら…恩返しじゃなく暴力が始まった

「かつて私の“ヒモ”だった夫。仕事がうまくいき収入が増えてから暴力的になりました」  こう語るのは、45歳の女性・ルカさん(仮名)。夫のDVからアルコール依存に陥り、幻聴や幻覚に悩んでいる。それほどまでに苦しみながら、なぜ離婚できないのか。
アルコール依存症の女性

写真はイメージです(以下同じ)

 彼女に聞いた詳細を、全3回にわたりお届けする。

酒に溺れすぎて幻覚が見えるようになった

「何度も警察を呼んだし離婚も考えた。でもいろいろあり、一緒にいるしかない……日々の苦しみから逃れたくて私は毎日お酒を飲んでいましたが、半年ほど前に初めて幻聴と幻覚があり、怖くて精神病院に行ったら、アルコール依存症の診断でした。 実にいろんな幻聴と幻覚があります。こないだは、買い物から帰宅したら家のリビングのはじっこに、やせほそった少女が俯いて立っていました。夜、ベランダに出ようとカーテンを開けると、お向かいのマンションの屋上、うちより1階低いくらいのところに、ポーズをとったオブジェのような人が数人いるんです。 怖くてカーテンを閉じるんですが、どうなってるかなってソローリとカーテンを開けるたびに人の数が増えていく……。 寝室の壁のあたりでは玉置浩二の、マンションの下の階からはアンジェラ・アキの歌声が……本当に怖い毎日です」

彼の贅沢三昧のおかげで、貯金は底をついた

 ルカさんはフリーの編集者だが、最近は小学3年生の娘さんの子育てと家事で忙しく、現在はあまり仕事をしていない。3歳年下のご主人はイラストレーター。今は結構有名になり稼ぐようになったが、出会った15年前はまだ“食えなかった”そう。同棲して5年ほどで妊娠し、結婚した。 イラストレーター「私、大学卒業後に新卒で大手出版社に就職したんです。夫は、私が担当していたビジネス誌の小さな挿絵を担当していました。大学時代から私は独り暮らしでしたが“なにかあったときのために”と、コツコツ貯金をしていたんです。彼と知り合った30歳の頃には300万円以上は貯金がありました。“このお金で彼を養いながら、自分も作家になる夢を模索しよう”と退職して、同棲をスタートしたんです」  いくら出版社出身とはいえ、すぐに作家になれるわけもない。ただ、編集の仕事は入るので、二人の生活費くらいは確保できた。しかし、彼の贅沢三昧のおかげで、貯金はあっというまに底をついた。
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頼られること=愛情のような気がして、妊娠と結婚
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