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副業のハンドメイド作家ってどれくらい稼げるの?リアルを聞くと意外な苦労が

値上げラッシュや年金問題など、お金にまつわる不安は尽きませんよね。そんな問題の解消のために副業を検討する人も多いのではないでしょうか?
貯金箱

※画像はイメージです

スキマ時間に自由に行うことができ、資格も不要な副業の1つにハンドメイド作品の販売があります。自分の技術やセンスを生かすことができ、趣味の延長でできるので、始めやすい人も多いはず。 でも実際、どれくらい利益を得られるのでしょう?どこで販売すればいい?トラブルを避けるためには?気になることすべてを、現役のハンドメイド作家にたずねました!

作家活動を始めたきっかけ

ハンドメイド今回話を聞いた杏(あんず)さんは東京都在住の30代会社員。夫と二人で暮らしています。 子供の頃から自分のアイデアを形にすることが好きで、既製品の服にミシンでフリルを縫い付けるなど、裁縫も得意でした。あるとき、趣味で作っていたモルモット用の寝袋を友人にプレゼントしたところ、とても喜んでもらえたといいます。「人のために作るのっていいな」と思い、8年前から作家活動が始まりました。現在ではモルモット用の寝袋やマットなど布製品を中心に販売しています。 販売はハンドメイド作品に特化した販売サイトや、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)での直接のやり取りといったインターネットを使用する方法のほか、直販や委託可能なイベントなどでも販売しています。 「あとは作品の性質もあって、ペットショップで委託販売をしています。私の作品を知らない人にも、偶然で手に取ってもらえるのが利点です」 手に取ってもらうための工夫の1つに、「需要のある場所で販売する」ということもありそうです。

気になる利益は?

ハンドメイド趣味からは始まっているとはいえ、やっぱり利益が気になるところ。利益が出なければ次の製作の材料費も得られません。 「月平均で3、4万円くらい。年に2、3回イベントに出ていて、そのときは10万円いくかどうか、くらいですね」 会社員のお給料に加え、それだけのお金があれば、ハンドメイド作家になる価値はありそう!? そう思ってしまいますが、これはあくまでも売上の話。 「経費はイベントのない月であれば3万5千円くらい。主に布代です。イベントに参加すれば設営費、遠征の場合は旅費もかかるので、5万円くらいです。つまり売上が出ても経費に持ってかれます(笑)」 仮にイベントのない月は4万円、イベントのある月は10万円の売上があったとします。イベントに年3回出たとすると、年間66万円の売上になります。しかし、そのうち経費が46万5千円ほど。年に19万5千円の利益でもやる価値はある……? 「製作のために、睡眠時間を削っています。食事が終わったら寝るまでひたすら作業。ただしミシンは音がうるさいので、夜にはあまり作業ができません。そうなると、ミシンの作業は休みの日の昼間が中心になります」 と、かなりのプライベートの時間を充てていることがわかります。好きでないと作家活動を続けるのは難しいかもしれません。
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モチベーション維持に欠かせないツールとは?
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