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ドラマ『silent』村瀬Pに聞く秘話「てんとう虫の伏線は予定外だった」

 大反響を呼んでいる川口春奈さん、目黒蓮さん(Snow Man)出演のドラマ『silent』(フジテレビ系/毎週木曜10時~)。“音のない世界”を描いた本作に幅広い年齢層の視聴者が夢中になり、動画配信サービス『TVer』上では再生数が歴代最高記録を塗り替え、『silent シナリオブック完全版』に予約が殺到するなど、社会現象になっています。ヒットの理由はどこにあるのでしょうか? 『みんなの朝ドラ』などの著者で演劇・ドラマなどエンタメに詳しいライター木俣冬さんによる村瀬健さんのインタビューをお届けします(以下、木俣さんの寄稿)。 【インタビュー前半】⇒ドラマ『silent』プロデューサーが語る「紬が“青い服”を着ているワケ」 【Amazonで予約受付中!】⇒『silent シナリオブック 完全版』の詳細はコチラ
ドラマ『silent』第5話より

ドラマ『silent』第5話より

てんとう虫の伏線は予定外。奇跡のように繋がった結果だった

――『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(以下『いつ恋』フジテレビ系、2016年放送)のとき、ラブストーリーが減ってはいるが求められているとおっしゃっていましたよね。 「当時、ラブコメはそれなりにありましたが、いわゆる、しっとりした恋愛感情だけをじっくり描くようなドラマがすごく少なくなっていることを感じていました。情緒のある恋愛ドラマを目指した『いつ恋』は視聴率こそふるわなかったものの、多くのかたに愛された実感はありました。番組公式Twitterのフォロワーも10万人近くいて、いまも残ってくれています。だからこそラブストーリーは求められていると思ったんです。  あれから6年、もう一度、恋愛ものをやってみたら、思いの外、多くの皆さんに受け入れて頂いて、自分の考えていたことが間違っていなかったと感じています」(プロデューサー・村瀬健さん/以下同)
ドラマ『silent』第5話より

ドラマ『silent』第5話より

――ミステリーではないにもかかわらず視聴者の間で考察も盛んです。意識的に仕掛けていますか。 「こんなに考察してくださることに驚いているのですが、僕たちは最初から狙ってやっていることはあまり多くなくて。やっているうちに自然にリンクすることがよくあるのですが……。  例えば、明かしてしまうと面白くないかもしれないけれど、第3話と第7話に出てきたてんとう虫(※)は、てんとう虫が幸せの象徴ということが先にあったわけではなかったんです」 【関連記事】⇒話題沸騰のドラマ『silent』、最終回への想いを村瀬健Pと脚本家・生方美久が語る 【関連記事】⇒『silent』ロケ地のカフェ、120分待ちの大行列。オーナーは目黒蓮のファンに
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丁寧に作った結果が伏線に。大人世代が感じる懐かしさの理由も
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放送されなかったシーンも含めた完全版の脚本に加え、名場面を振り返るドラマのハイライトシーン、脚本家・生方美久×プロデューサー・村瀬健の対談も収録


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