交際10年、同棲してた彼氏が既婚者!? 見抜けなかった“まさかの言い訳”にア然
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。個別婚活相談や結婚相談所のセミナー講師をしながら、これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきました。多くの方々のお話を聞いていると、時にはこんなとんでもない話もあるのです。
少し前、有名声優の“10年不倫”のニュースが話題になりました。仕事関係者と交際していたそうですが、「仕事で知り合ってるのに、既婚者って気付かないことなんてある?」と思った方も多いのでは。
筆者はこれまで何人か、「彼氏と思っていたのに、奥さんを名乗る人から連絡が来て初めて既婚者だと知った」という女性に会ったことがあります。こうしたケースでは意外にも、仕事で知り合っていることが多いのです。
マッチングアプリで出会っていれば割と早い段階で疑うかもしれませんが、共通の知り合いもいて仕事で出会っているからこそ、疑わないのです。
今回、10年付き合って同棲もしていた彼氏の奥さんから、慰謝料を請求されそうになったという、関西在住の恵さん(仮名/フリーライター・40代)に話を聞きました。
その彼氏との出会いはアメブロだったそうです。10年以上前、会社経営者や芸能人、リアリティ番組出演者がみんなアメブロを書き始めた時代がありました。当時は、インフルエンサー=ブロガーだったのです。
恵さんは29歳のころ、新卒で就職した不動産会社を辞め独立しました。人脈作りに必死でブログを書き、いろんなブログに“足跡”をつけていました。ある日、アラフィフの会社経営者K氏から「こんなセミナーがあるよ」と情報をもらいます。そのセミナーに参加した恵さんは、K氏に情報提供のお礼のメッセージを送りました。そこから2人のやり取りが始まります。
しばらくして、K氏がコンサルしている飲食店の新店オープンイベントに誘われ参加することにした恵さん。月1000人と名刺交換していると言っていたK氏が企画したオープニングイベントには、大勢の人がいました。帰り際に、K氏は恵さんに交際を申し出ました。自分の年齢が50代前半であること、結婚歴があることも打ち明けられました。
仕事で知り合ったからこそ“既婚隠し”を疑わない
「10年付き合って、同棲もしていた彼氏が、既婚者でした」
