スッキリ体やせを目指すなら、やっぱり糖質オフ!医師が教える5つのコツ
今年は数年ぶりに移動規制のない年末年始となり、久しぶりに地元に帰省したという方も多いのではないでしょうか。家族や親せき、気の置けない仲間達と食卓を囲んだらついつい食べ過ぎ、飲みすぎてしまうもの。楽しい休みもあっという間に終わり、体重計の前で頭を抱えている方も多いはず。楽しかった思い出は残しておきたいですが、お腹周りのお肉は一刻も早くなくしたいですよね。
医師の牧田善二先生は無理のないダイエットの方法として糖質オフを提案しています。
※本記事は、ほりえさちこ『糖質オフの1週間3500円献立』の一部を再編集したものです。
そもそも糖質オフでやせるのは、なぜなのでしょう?
糖質を多くとると、血液中のブドウ糖が増え、血糖値が急上昇します。
するとインスリンが過剰に分泌され、細胞に取り込まれずに余ったブドウ糖を体脂肪としてため込みます。逆に糖質を減らせば血糖値が安定し、ブドウ糖はエネルギーとして消費されるので、やせやすい体になります。
ただし、極端な糖質オフに走ると、体に負担がかかることもあるので要注意。
次の5つの基本ルールを押さえて行うようにしましょう。
糖質オフで制限するのは糖質のみ。カロリーよりも糖質の摂取量を控えれば、やせていきます。
1日の目標糖質量を100~120g※に設定し、糖質摂取量を目標以内に収めるように工夫していけば、無理なく健康的にやせられます。
※肥満の人を対象としています。体型に合わせて1日220g以内に調整してください。
また、1日3食のうちに摂取する配分も工夫するとさらに効果的にやせられます。
具体的には糖質の摂取割合は3食均等ではなく、下記のように活動量に合わせて配分します。食後の活動が少ない夜は減らすのが正解です。
【1日の糖質量の割合】
朝=3:昼=5:夜=2
朝…主食量は半分に減らし、タンパク質が豊富な卵や乳製品のほか、野菜や果物など、ほかの食品をたっぷり食べましょう。
昼…どんぶりものや麺類は避け、主菜と副菜を組み合わせたものをチョイス。たりなければ主菜を2品にするのもありです。
夜…もっとも意識して糖質を抑えたい時間。主食は控え、ゆっくりとよくかんで食べることで食べすぎを防ぎましょう。